与那国島:その11です。おまけで前日の移動も。

2023/07/07-2023/07/13 (与那国島入りは07/08)
 

2023/07/07
やいまへの出発日は、昼間は日帰りの新潟出張だった。
出張を無事に終えて長野駅に着いたら、新幹線改札口が黒山の人だかりだったので
「こりゃ、なにかあったな」と思って確認してみたら、
黒部宇奈月温泉駅周辺で異音のため北陸新幹線の上りが運転見合わせだって。

ま、ひとまずそれはそれとして了解し、一旦帰宅して出張モードからやいまモードに切り換え
(つまりシゴト資料を置き、着替えて島ゾーリに履き替え(笑)。)、再び長野駅にやって来たら運転自体は再開していた。

そして、俺にとっては都合がいいことに、速達タイプである「かがやき516号」が73分遅れで、このあとちょうどやって来るのだ。

俺は前もって自由席のきっぷを買ってあったので、全車指定席のこの列車には本来は乗れないのだが、
改札掛に確認したら、「乗ってから車掌に申し出て」とのことだったので、
何はともあれ上京しないといけない俺は「かがやき516号」に乗ることにした。
 
 
「かがやき516号」の車内でカレチさんに指定席料金分を精算してもらった。
「原急行券」という表示がなんとも新幹線に似つかわしくないね。
確かに「特別急行」ではあるけど、一般客に渡すものなんだから「原特急券」でいいしない?(北信弁)
 
 
2023/07/08
東京と浜松町でスルスルと乗り継ぎ、羽田空港第3ターミナルで仮眠するが、その前にメシ。
いつもの「Air LAWSON」で物色する。
 
 
いろいろと買い込んでしまった…。

納豆巻きは旨くなかったな~。
 
 
旨くない納豆巻きに味のアクセントを付けるために
しょうゆボトルに詰め込んできた昆布ぽん酢をかけたら、まーまーになった。

この昆布ぽん酢は、与那国島でのカジキの丸焼きにかけようと思ってわざわざ持ってきたもの。
 
 
ベンチは夜明かしや仮眠用として競争率が高いが、
ちょっと空いたと思ったら…、
 
 
東南アジア系のおばちゃんが目ざとく見つけ、すぐに場所取りした(笑)。
 
 
おねいさんによるけたたましい中国語の会話で04:43に目が覚め(覚まされ)た。
身支度を調えて、ターミナル間無料連絡バスで第1ターミナルに移動した。



【メモ】
230708のJAL971便について
06:49移動
07:00離陸
09:32着陸
09:??停止(メモし忘れ)
実飛行時間は02h32m
予定は02h35m
 
 
今日は久米島をかすめた。

いつもなら与論島辺りまでは南西諸島の東側を通るので右の窓側で楽しめるのだが、
今日はずっと南西諸島の西側を航行したので、久米島ぐらいしか見られなかった。
 
 
石垣空港で与那国行きにすぐ乗り継ぐ。
 
 
 与那国行きのRAC741便。

JAL971便から降機したときにボーディングブリッジのガラス越しに撮影したので、
カラーバランスがちょっとおかしい。
 
  
離陸後は西表島の西まで、ほとんどずっと雲の上で、
やいまの島々は楽しめなかった。
残念…。と思っていたら!
 
 
与那国島が近付いてきたときに、台湾が見えた!
しかもどどぉ~んと!

いやっほ~。
会いたかったよぉい!(阪神さん風に)
 
 
いよいよ着いたよ、与那国島に!
 
 
与那国ダイビングサービスの車で無事に到着。

今回は超久しぶりの206号室だ。
部屋の三方に窓があり、広いのだ(変形8畳)。
 
 
206号室はオーシャンビューだが、タイヤも見える(笑)。
 
 
さて、まずは昼メシ。
 
 
ちらし寿司だよ。
たばらりる(どぅなんむに(くとぅば)で「いただきます」。)。
 
 
メシの後はダイビングの準備をして、出航時刻まで店前でぼぉ~っと待つ。

楽しみにしていた灼熱のブワッとした熱気が漂っている。
これだよ、これ!
 
 
さ~、俺の1本目(YDSとしては朝から2航海目。)に行くゾっ。
 
 
ポイントは、俺が大好きな「バビトン(馬鼻東)」だ。

ヒノマルテンスくんと戯れる約18秒の動画はこちら
 
 
砂地で遊んだ後はドロップオフをユラユラと…。
遊んでる様子の約18秒の動画はこちら
 
 
ドロップオフから棚上に上がってきて遊んでいるときにたまたまのぞき込んだ穴ボコの中にナシジダカラ発見!
写真のほぼ真ん中のコロンとしたヤツね。

とりあえず取り出してみたら空だったので迷わずGET!
グローブ越しに触った感覚でもかなりいい状態なのが予想できたが、
EN後に確認したところ、キズなど全くないAクラスであることが判明してニコニコになった。

到着ダイブでいきなり超良品を確保できた。
 
 
イソギンチャクエビ
 
 
楽しいダイビングが終わったら、まちぐゎにアイスを買いに行った。
今回初めて見た「大人のきなこもちアイス」160円ナリにしてみた。

「大人の」なのかどうかはともかく、いつもの「きなこもちアイス」よりは深い味わいだったね。
 
 
晩メシだ~。

お馴染みのオリオンのカップとうめーしは持ってきてあるが、
まだ「箸置き探し」に行っていないので、写真には写っていない。

ど~でもい~けど、箸が揃ってないね。
 
 
あ、ハチローさんがなんかを捌き始めたゾ。

この様子を見て「どなん」の一升瓶を入れちゃった。
あとでハチローさんに「一升瓶が似合うね」といわれてしもた(笑)。
 
 
捌いていたのは、ツムブリだった。
こ、これが歯ごたえがあってまーさんまーさん!

「どなん」もすすむぜぃ。
 
 
メシが終わり、いつも初日恒例(?)の箸置き探しにナーマ浜に来た。

今は1年でも1番日没が遅く、19:41である。
まだ30分もあるよ。
  
  
30分ほど「箸置き拾い」して、YDSに帰る。
テラスではみんなが盛り上がってるよ。

カジキ釣り大会だしね。
 
 
これが今回の「箸置き拾い」の成果。

これらからさらに選別するのだ。
そして適当に沈没する~。
 
 
2023/07/09
おはようございました~。

早速ですが、ハラ減りました。
 
 
朝メシ。

昨日拾ってきた中に、かなりいい具合の「箸置き」があったので、当然使う。
 
 
1本目は深場にはぜ探しに行った。

3種類のどれかでもいればと願っていたら、-47.6mにシコンハタタテハゼ(ヘルフリッチ)がいてくれた。
でも、こっちを向いてくんなかった…。

昨日の夜、あまりにも酔っ払ってカメラの電池を充電し忘れたおねいさんダイバーから撮影をリクエストされてキンチョーしたけど、
まぁこれなら魚種も分かるし許してくれるだろ。

写真は後ほど差し上げました。
 
 
2本目はアオマスク狙い。

さっきのシコンハタタゼハゼのようにじっとせず、ちょろちょろ動き回るのでなかなか撮影しづらかった。
ライトの光もほとんど届かないし…。

なので、写真としては全くダメ。ただのメモ的記録にとどまった。
 
 
ボートを降りたら、夜のイベントに向けて、カジキの丸焼きが絶賛?仕込み中だったよ。
 
 
カジキの丸焼きの様子を撮影して「さて、シャワーを浴びてホヘッとするか」とYDSに向かいかけたら
カジキを水揚げしていたのでウエットスーツのまま慌てて「お立ち台」に来た。

なんと、YDS併設の民宿「よしまる荘」に泊まっているチームが32.8kgのバショウカジキを釣り上げた!
おめでとう!

この写真はUPの許可済み。
 
 
昼メシ
 
 
昨日は326kgものシロカワカジキが揚がったんだよね。
写真撮りたかったな~。

ちなみに、今週末は「オリオンビアフェストin石垣」もやっている。
1週間ずらしてくれりゃぁどっちも行けたんだけどな~。
ビアフェストも行きたいな。
 
 
3本目は大物狙いで南の根に潜ったが、なんもなし…。

ところで、ヤフオク!に出品予定で、
出品ページに与那国島での水中写真を載せようと持ってきてある古いコンデジとハウジングのセットが少し浸水している。
時間があったらボタン類をバラしてメンテナンスしてみるか。
→この日の夜にシャッターボタンをメンテしたらその後は浸水しなくなったよ。
 
 
3本目から帰ってきたら、ちょうどまたカジキが揚がっていた。
54.0kgのクロカワカジキだった。

針が引っかかったのか、右目がなくなっていた。
 
 
今日1日のダイビングが終わり、まちぐゎで「SODA7」80円ナリを頬張って、
部屋で画像整理をしていたら眠い眠い。

やっと晩メシだぁ。あれ?献立の一部が朝のボードと異なっているようだね。

箸置きは朝のと違う物を使用。
 
 
イベント会場には人が集まってきているよ。
このあと、カジキの丸焼きも振る舞われた。

 
 
俺も行こうと思っていたのだが、晩メシがまだ随分残っていたので
他のゲストがもらってきてくれたのを分けてもらった。

信州から持って来たマヨネーズと昆布ぽん酢(容器は醤油だけど。)が役に立つ(笑)。
 
 
晩メシと呑み助が終わったら、花火の撮影に出かける。
西崎灯台の光と一緒にアングルに入れたいが、どこかいいとこあるかな~。
 
 
今年は21:15~21:23までの8分間揚がったよ。

灯台の光はちっちゃくだけど入れることができた(花火の左下。)。
楽しいカジキ釣り大会のイベントだったね。
 
 
2023/07/10
おはよ~さんでございます。

九州では大雨だね。
この時期(7月上旬)にやいまに来ると、まだ梅雨末期の内地で大雨が降っているというニュースをよく見る。
 
 
今日のお献立。
 
 
朝メシ。

今日の箸置きはハナマルユキの頂部欠損でうまいことU字型に欠損した個体。

信州から持って来たふりかけも登場。
 
 
1本目は深場にハゼ探し。

-37.3mにでっかいホシダカラが転がっていたが中身があったので置いてきた…。
この写真光量不足だね。ライト点け忘れてました。
 
 
ドロップオフの棚の上にはハナヒゲウツボがいた。
遠吠えしてるみたい(笑)。

最近挑戦している正面から(といってもこれはちょっと下からだが)撮影。
 
 
ホニョホニョしていたクマノミ。
コイツも正面から撮影。
 
 
EXしたら、部屋でこのページの更新をしながらホヘッとする。
東日本では買えない「カール」を喰いながら。
 
 
カールを喰って、お次はお昼。
照焼丼がまーさんよー。
 
 
さて、メシを喰ったら2本目に出航だ。
灼熱灼熱!
 
 
海は穏やか。
 
 
2本目の西崎は何もなく(苦笑)、3本目は珍しく青の洞窟にやって来た。
 
 
洞窟の奥でいったん浮上して入口側を"簡易"半水面で撮影したが、
ど~でもい~画だね…。
 
 
こっちの方がきれいだけど、できれば1人でゆっくり撮影したいね。
 
 
オシャレカクレエビ?
 
 
たくさん楽しんでEX。
YDS3号にピックアップしてもらう。
 
 
晩メシ。

ラフテーはちょっとあじくーたーだったね。

他のゲストさんとお話しながらのんびり呑み喰いしていたら、
夕日がいい感じになってきたので、慌てて平らげて撮影に出かけた。
 
 
なかなかいいサンセットでした。

さて、これから職場のメール対応しなきゃ。とほほ。
 
 
2023/07/11
5時前に起きて、職場のメール対応してたら、俺がとんでもない勘違いをしていたことに気付いてあわてて訂正メールして…
なんていうトホホケキョなスタートの今日です。

でもハラはしっかり減るんで、メシだメシ。
 
 
コメはお代わりくんしてしまった。

今日は朝イチで体験ダイビングの準備があるとのことで、
1本目はその後の09:30出航だから、ちょっとのんびりできる。

横になってたら寝ちまいそうだ…。
 
 
では、1本目の馬鼻Wアーチに出発っ。
 
 
ユカちゃんが体験ダイビングの担当をしている。
 
 
つい撮影したくなるカクレクマノミ。
 
 
冷やしトマトそうめん。

これは出色のできだったよ。
まるまーさん、まるまーさん!

YDS暦21年にして、初めてお代わりした
(といっても、場合によってはお代わり可能なのを知ったのは、
今年の2月、つまり前回ハンマー狙いで来たときだけど。)。
 
 
2本目は西崎。

魚種自体は、ロウニンアジ、ギンガメアジ、などの他、
俺は見てないがカマス系が1匹だけ(単体なら恐らくオニカマス。)。

俺には「な~んもいなかった」に等しい…。
 
 
EX直前にモブラがいただけ。
 
 
「フェリーよなくに」が着いて、警察車両が降ろされたが、
文字類がまだ何にもない。これから入れるのかな。
文字まで入れた完成状態で持ってくるんじゃないのかね。
 
 
今日のラストの3本目に出港するよ~。
 
 
3本目は何事もなく(苦笑)、無事にEXしてちょっとホヘッとしたら晩メシ。

今日のカジキチーズフライのでっかいことでっかいこと!
みんなでわいわい呑みながら、20時の看板までいたよ。
 
 
2023/07/12
もう与那国でのダイビング最終日になっちゃた。
 
 
朝メシ
 
 
1本目は馬鼻崎の深場にアケボノハゼ狙い。

幸いいてくれて、しかもこっちを向いてくれていたので、
喜んで何枚も撮影したが、不思議なことにどれもピンボケだった。

ライトを当てて、カメラの合焦を確認してシャッターを切ったのだが、何でだろう。
写真よりはピンボケ度がバレにくい?約16秒の動画はこちら
 
 
1本目の帰港時に、「フェリーよなくに」が石垣に向けて出港していった。
 
 
2本目は潮が流れてきたみたいなので赤土で潜ってみたら、当たった。

まずはギンガメアジの小さな群れ。
約12秒の動画はこちら
 
 
お次は、まーまーの大きさのオオカマス玉。

約18秒の動画はこちら

群れに手が届くぐらいに接近してしまった。
俺は流れに乗って動いているが(キックはしていない。)、魚は流れにほぼ直角に泳いでいたので、自然に近付いてしまったのだ。

おまけに魚はエアーを嫌うため。玉を壊さないように排気(呼気)せずにいたら浮上し始めるし…。
決して悪気があったわけじゃないからね。

幸い玉は壊れなかったので、他のダイバーに大きな迷惑をかけることにはならずに済んだ。
 
 
昼メシの「漬け丼」。
切り身は紅白を交互に並べてくれているが、上に乗っている海苔やネギでせっかくのその美しさが隠れちゃったね。
 
 
3本目の準備をしようとしたときに、沖合に石垣海上保安部の巡視船「もとぶ」が来ているのが見えた。
 
 
いよいよ、与那国島でのラストダイブ。

スタッフが俺に気を遣ってくれて、大のお気に入りであるバビトンに潜ってくれた。
泣けるほどに嬉しい。それならこっちも楽しみ倒すゾ!

ヒノマルテンスくんと遊ぶ約20秒の動画はこちら
 
 
ガイドのゆかちゃんが不思議な生物を見つけてくれた。
シャコっぽいのだが、なんだろう(名前を調べておきます。)。

泳ぎ出すと結構速いのが分かる約15秒の動画はこちら
 
 
ガイドのヒロキチと「探そうな」と言っていたブンブくん(コオニブンブクと思われる。)がいた。

こっちが後ろ?
ネットでググってみてもよく分からなかった。
次回はもっとじっくり観察しよう。
 
 
ただ、少し砂の上に置いておくとこうやってモゾモゾと潜っていってしまう。

まあ、砂の上でぼんやりしていると、すぐヒノマルテンスに喰われちゃうからね。
 
 
今回の与那国島ダイビングでは不調だったタカラガイ。

でも、やっと砂地の上にぽつんとクチムラサキダカラがあったので一応GETした。
Bレベルだったけど、これぐらいなら殻の模様も分かるからいいやね。
 
 
砂地をモンジャウミウシ(と思われる)がノソノソと動いていたので動画で撮影してみた。
ライトの光が足りなかった…。

ただ動いているだけのゆる~い約19秒の動画はこちら
 
 
ダイビングが終わり、器材を洗って干したら、
晩メシまでに有志でサクッと東崎へ行こうということになった。

東崎の前に立神岩を見下ろせるポイントに寄る。
 
 
立神岩。

海は結構穏やかに見えるけど、近いエリアの海底遺跡は潜れないのかな~。
 
 
東崎の灯台には、見事に日向を避けている与那国馬が3頭いた。
写真はそのうちの2頭。

17時を過ぎてるってのに、実際相当に暑いよ…。
 
 
基本的に与那国島は海っぱたが断崖絶壁なんだけど、パラグライダーをしている人がいた。
よくもまあうまいこと離陸して、
よくもまあうまいこと着地するもんだ。

きっと結構な上級者なんだろうね、なんてダイバーどもが話ながらパイロット?に手を振ったら、振り返してくれたよ。
 
 
YDSに戻ってきて、最後の晩餐(このフレーズ毎回使ってます。)。

自分ルールで、最終日はオリオンの生を呑む。
この写真の撮影時には我慢できずに、既に呑んでしまっている(笑)。
 
 
YDSの食堂で呑んでいたら夕日がよさげだったので、カメラを担いでナーマ浜へ来てみたが、ダメだった。
残念だったので、そのまま少しぼ~っとしていたら軽く夕焼けになったよ。
 
 
2023/07/13
与那国島最終日。

今日のお献立。
 
 
シルバー(ギンヒラス)のゆず味噌焼がまるーさん。
コメをお代わりくんしたよ。
 
 

みんなに見送られてYDSを後にした。いっつも涙が出る。

ヒロキチの運転で空港に送ってもらい、RAC742便への搭乗を待つ。

ど~でもい~けど、上がデジイチで撮影した機体で、下がコンデジで撮影した機体。
ただそれだけです。
 
 
俺の預け荷物もしっかり載せられた。
 
 
離陸するゾ。
 
 
昨日、有志で来た東崎の灯台が辛うじてみえた。

ばいば~い与那国島、来年2月にハンマー狙いでまたくるからよ~。
さっぶいだろうな~。
 
 
RAC742便は順調に石垣に向けて飛行している。

波照間島がうっすら見えたよ。
 
 
あさってから3日間潜りに来る黒島。

黒島の前にワンバウンドした竹富島の様子はこちら
石垣島ステイで黒島のD.S.にお世話になった様子はこちら
ダイビングのないのほほんとした石垣島での様子はこちら