黒島:その5です。

 石垣島から日帰り3日のダイビング。
 おまけで、上地島・下地島に上陸してのランチや、石垣での呑みの写真も。

 ※今回から写真を1列化します。

2023/07/14・15・16


2023/07/14
これまでの与那国島での様子はこちら
これまでの竹富島での様子はこちら

午前中に竹富島から石垣島に帰ってきて、宿でシャワーを浴びてちょっとホヘッとして、
お昼過ぎの高速船で黒島に向かう。

昼メシは、離島ターミナルに何軒かある売店のお弁当で軽く済ませる。
軽くといっても売店には「ウチナーメシ」がいろいろあって、選ぶのが楽しいのだよ。
 
 
黒島に着き、そのまま出航!

与那国ブルーとは違うクリームソーダ色の海が広がる。
朝の雨が止み、晴れてきたよ(嬉)。
 
 
水深ヒトケタの池のような海で、ゆらゆら潜る。

これは、のそのそしていたハナミドリガイ。
 
 
黄色いタイプのハダカハオコゼ。
 
 
美しいアカシマシラヒゲエビ。
 
 
動かないと見落としそうなオビヨウジ。
 
 
オシャレカクレエビ。

もっときれいに撮りたいな〜。
 
 
ニセアカホシカクレエビ。

透明なのでコンデジのみではなかなか撮影が難しい。
ちゃんとマクロレンズ(マクロモードじゃなく)で撮影したい。
 
 
さっぱりうまく撮影できなかったイソギンチャクモエビ。
 
 
オニダルマオコゼ。

石のように動かない。
わざと相当に明るく照らしたり、ライトを振ってみたりもしたんだけど、動かざること山の如し。

もちろん魚体には触れなかったよ。
 
 
アカシマシラヒゲエビがクリーニングをしてくれる。
でも、ツンツンチクチクと、ちょっと痛いゾ。
 
 
1日目の2本のダイビングを終えて石垣島に帰ってきた。
楽しみしているいつもの「南の島」で、呑むゾ〜。
 
 
まずはなんといってもオリオンドラフトでかりー。
 
 
すく豆腐510円ナリ。
 
 
練り唐辛子のピリ辛卵焼き650円ナリ。

この店では、俺はコイツが欠かせないのだ。
 
 
まぐろのわさび和え500円ナリ。

初めて注文したが、こりゃまーさん。
気に入ったよ〜。
 
 
〆は「○じゅう」で豚玉660円ナリ。

結構呑み喰いしたな〜。嬉しいのだ。
 
 
2023/07/15
おはよ〜さんでした。

昨日の天気予報では雨が降りそうなことを言っていたのだが、今んとこは晴れている。

安栄観光の高速船で黒島に着いたら、珍しく石垣島ドリーム観光の高速船がいた。

D.S.の黒木さんによれば、八重山観光フェリーや安栄観光の高速船のやりくりの関係で、
代役を務めることがたまにあるとのこと。今回もそうなのかは分かんないけど。
 
 
さて、今日ものんびり潜るゾ。

ハナミノカサゴ。
こっちを向いてくんなかった。
 
 
チンアナゴのポイントで、カメラを安定させて撮影するために、今回は三脚も器材と一緒に送ってあった。
 
 
三脚を使って撮影したチンアナゴ。

約29秒の動画はこちら
 
 
アップでも撮影した。

約30秒の動画はこちら
 
 
クチムラサキダカラが転がっていた。
模様は十分残っていたが、エナメルが剥がれていたのでBレベルだね。
 
 
昼メシは下地島で。

雲は広がっているが、不思議なことにダイビングするポイントの上空はずっと晴れている。
 
 
いっただっきま〜す。
 
 
「マリンサービスふしま」のボート。

バックは西表島。
 
 
昼メシを喰って少しボケッとしたら、午後のダイビングに向かう。

下地島の「パナリ牧場」のサイロが見える。
 
 
クロスズメダイ(yg)。

大きくなると色的には何の魅力もなくなるのに、幼魚だと実に美しい。
 
 
俺的に大好きなクレナイニセスズメ。

すぐに隠れてしまうので撮影がなかなか難しい。
 
 
さて、3本のダイビングを終えて…、
実は昨日、他のゲストさんが「クジラじゃね?」と言っていた物体を確認するために、
上地島のビーチに恐る恐る上陸した。

遠目にはもしかしたらクジラ型のビーチグッズ(風船)みたいなものにも見えなくはなかったのだが、
風船ではなくホンモノで、オキゴンドウと思われた。

腐敗し始めており、体内に溜まったガスが「噴火」するように出てきている部分もあった。
D.S.の黒木さんが、念のため海上保安庁に連絡していた。
 
 
石垣島に帰り、また「南の島」で呑む。
 
 
なるべく昨日とは違う献立にする。
島豆腐の揚げ出し580円ナリ。

箸置きは上地島で拾ってきたもの。
 
 
今回初めて頼んでみたイカゲソ揚げ580円ナリ。

コイツがでーじまーさんだった。
 
 
〆はイカ墨チャーハン850円ナリ。

これを喰うと、次の朝の俺の「作品」の色を期待するんだけど、いつもそれほどでもないのが残念(笑)。

ど〜でもい〜けど、
今はなき那覇の山羊料理屋の超名店「山海」のイカスミ炒めを喰った時の翌朝の「作品」がまっくろくろすけだったのが懐かしいね〜。

明日の朝はどうかな〜。
 
 
すっかり気持ちよくなって店を後にした。

ファミマでぜんざいバー129円ナリをGET。
 
 
2023/07/16
さあ、黒島でのダイビングの最終日。
今日はちゃんと黒島行きの高速船から写真を撮ったよ。
 
 
このプレートは磁石になっていて、いろんな行き先のがあり、そのときによって貼り替えている。
 
 
実はおとといから3日間連続で狙っているアカテンコバンハゼ。
サンゴの枝の中を実にすばしっこく動き回る。1か所にじっとしないもんだから撮影が難しい。

コイツが2匹いるサンゴをD.S.の黒木さんに教えてもらって、
毎回30分以上、枚数にして100枚以上撮影してるんだけど、さっぱりまともに撮れない。

ライトの当て方を工夫したり、置きピンにしてみたり、黒木さんのアドバイスも参考にして
いろいろとやってみたがやっぱりダメ。

そして、何とかこの大きさにトリミングできるように写ったのがこの写真。
ピントが甘いがご勘弁を。
 
 
ガヤに擬態?しているカゲロウカクレエビ。
 
 
恐らくアカネダルマハゼ。

1cmないぐらい。
老眼の身にはツラい大きさ。

コイツもアカテンコバンハゼほどではないが何枚撮影したことか。
割とじっとしててくれるのはいいんだけど、あまりにちっこいもんだから、
マスクとデジカメのディスプレイ越しではどっちを向いてるのかほとんど分からん…。
 
 
根の周りを群れで泳ぐタカサゴ(yg)。
 
 
オドリハゼとブドウテッポウエビ。

エビがここまで出てきてくれるまで結構待ったよ。
いずれ動画で撮影したい。
 
 
うまく擬態しているムチカラマツエビ。
 
 
アカホシカニダマシ。

おっかない顔してる。
 
 
のんびりダイビングを2本楽しんで、今日のお昼は上地島で。
俺は係留したボートの日陰で喰ってたけど、
他のみんなはこのクソ暑くて日陰のない岸壁で喰っていた。

よく平気だな〜。
 
 
上地島の港にて。
 
 
上地島の岸壁から。
 
 
昼餉
 
 
さあ、今回のやいまでのラストダイブ。

僅か-4.4mにクダゴンベ。

クダゴンベは一般的には割と深場にいるので、じっくり撮影するのはなかなか難しいが、
ここでなら、1本の1時間中クダゴンベを好きなアングルで撮影し放題(笑)。
 
 
俺がダイビングを始めた頃から好きな"リトルワールド"。
小さな根のサンゴにひしめく熱帯魚(ここではフタスジリュウキュウスズメダイだが、デバスズメダイだともうハァハァ。)が実にいい。

約30秒の動画はこちら
 
 
すぐ藻に隠れるツノナシテッポウエビ。
 
 
でかいゴシキエビ。
喰ったら旨いのかな。
 
 
出た〜! いたあ! 見たぁ! と長音が統一しないほどのヨロコビ。
俺がこよなく愛するミナミハコフグ(yg)!!

見られただけでもベラボーに嬉しいのに、写真も撮れた。
もう、かっわいいのなんの!
俺的には1本全部こいつと遊んでいたい。

結構臆病なので、カメラを近づけるとすぐ珊瑚や岩の陰に隠れちゃうんだよね。
取って喰ったりしないのに。

あ、これは、3本のダイビングが終わってから、シュノーケリングのゲストさん用に
パナリの間(=上地島と下地島の間)のポイントに来てシュノーケルしてもらってたら、
俺のミナミハコフグ好きを知った黒島在住の看護師のイントラさんが「さっきいたよ〜」って言うもんだから、
慌てて残タンクしょって海に飛び込んだのだ。

これも1本としてログに書き加えたよ(笑)。
 
 
ミナミハコフグ(yg)
 
 
ミナミハコフグ(yg)

尾びれを曲げて舵を取ったりブレーキをかけたりするのが、これまたかわいい。
次は動画で撮影したい。
 
 
黒島に到着。

3日間お世話様でした。実に楽しいダイビングでしたよ〜。
この3日間、当初の予報は見事に外れて、結局はほぼずっと晴れていて嬉しかった。
 
 
夕方の高速船で石垣島に帰るよ〜。
ハラ減った。

石垣島での様子はこちら(もうダイビングはないよ。)。