鳩間島:人口約50人の小さな島。「何もしない」をするのによい。
※あくまでも2002年頃のデータです。訪島からしばらく経ってしまっているので、現在もこのとおりだとは決して思わず、参考程度としてください。
 またそのうちに更新できればいいなと考えています。


2001/07/03-2001/07/04
2002/07/09-2002/07/11


八重山観光のフェリー「かりゆし」。 海の日特集の取材で同乗していたNHK那覇のクルー。船上でも撮影していたのでワクワクしながら番組を見たら完全にカットされていた。 仲間と三線を弾きながら操縦する船長。のどかでいいなあ。 左舷船尾からトローリングをしていたら、みごとにかかった! 80cmぐらいの鰆だった。 早速、船の台所(ちゃんとしたのがある!)で捌かれて乗船客に振る舞われた。刺身は獲れたてが旨いとは必ずしも限らないけど、これは抜群に旨かったね。歯ごたえがすごい!
 
 
見えてきたぞ!鳩間島。 文字がかすれててよく分からない。 鳩間簡易郵便局。風景印はない。 民宿まるだい。何とも大らかな宿。てきとーにしていられてラク。 民宿「青空荘」。
予約していたのに台風のせいで早く島を去ることになり、やむなくキャンセルした。ごめんなさい。
今度は必ず泊まるからね。
 
 
港東側のビーチ。
海の向こうはすぐ西表島。
港西側のビーチ。
岩に囲まれていて砂浜も小さめでプライベートビーチみたい。
 
夜、まるだいの庭に出てきたヤシガニ。 夜だけ咲くクジャクサボテン。 ブイに笑顔。 金属ブイに味のある顔。
 
沖縄ではおなじみヤモリ君。 これが噂の郵便船。
え!? と思うほどの小ささ。

基本的に平日は毎日運航するし、実際1,000円で便乗させてもらったが、この船を最初から交通手段として期待することは避けるべきと考える。
鳩間島で見送ってくれたみなさん。

お世話になりました。台風の接近で郵便船が動くかどうか心配したが、何とか動いてくれた。
うねりのある海だったが、思ったほどは揺れなかった。
荒天の波照間便の方がよっぽど揺れる。
 
これが船内。
5人も乗ればキツキツ。

もちろんこの他にたいてい大量の、みんなの荷物も積む。キャビンの外に置いておくとびしょ濡れになる。
←ここまで2001/07
 
↓ここから2002/07
 
恋〜のぉ島、鳩間島ぁ〜。 鳩間港に入る前に、船が西表島方向に進んでるな、と思ったら、この持ち主不明のカヌーの捜索のためだった。

後で知ったが、箱の中には伊勢エビがたんと入っていたものの、持ち主は行方不明だとさ。
 
星砂屋。
まるだいのすぐ港寄り。
星砂屋の前の道にて。
このワンコはまるだいの。

道をずっと降りて行くと鳩間港ね。
 
まるだいの貯水タンク。
よく見ると、南の鳩間港や、北の浜までの距離や所要時間が書いてある。
まるだいの昼飯。
基本的に島内に飯処がないので、民宿は1泊3食になる。
にっぽんの夏、
おきなわの夏、
まるだいの夏。
まるだいでの晩飯。
この日は魚(アイゴ?)のバターホイル焼きが1匹丸ごと付いた。

さすがに喰いきれなくて半身を残し、オヤジさんに「明日の朝飯に出してね。」って頼んだのに、出てこなかった…(涙)。

旨かったのに残念!
 
まるだいの朝飯。
 
鳩間中森。 鳩間中森近くの道沿いで。 まるだいの横の…、つまり鳩間港からまっすぐ上がってきた道を、さらに北へ進み、浜を目指す。

この写真は鳩間中森や灯台への道を越え、牧草地に出てきた辺り。

まだ、車のわだちが分かる。
しかし、ものの2〜3分も歩くと草が鬱蒼と茂ってきて、道であることに不安が出てくる。

ハブのいない鳩間島だからこそ短パンにサンダルで歩けるが、ハブのいる島ではとてもできることではない。

なお、この草の中のあちこちに牛のウンコがあるので踏んづけないように注意する。

女の子だとこの辺で心細くなってくると思う。
不安に駆られながらも、とにかく北を目指し、まるだいから約18分で一周道路に出る(写真の、横切っている道路。)。

普段はこんな未舗装の細い道こそ心細くなるが、このときは何と広い道路に感じたことか!

この道を右折して5mほどで左に島仲浜へ下りる道がある。
 
この行から、鳩間島の一周道路を時計回りに回ってみる。

スタートは、加治工商店の代わりにできた、「島のマチヤー小(ぐゎ)」。鳩間港から、少しまるだい方面へ上がったところにある。9:00〜21:00営業。一通りの物は揃っている。オリオンビールは自販機。
「島のマチヤー小」のある四つ角を左、つまり西へ曲がる。するとその道が一周道路になる。海の方へ延びている電柱を目印に草地を分け入っていくとビーチに出る。ただ、この辺りはまだ、鳩間港から浜沿いに歩いてきた方が分かりやすい。「島のマチヤー小」から徒歩(以降は全て徒歩の時間)約6分。 一周道路から屋良浜に通じる道。一周道路から既に海が見えるのですぐ分かる。鳩間島では1番分かりやすい浜に降りる道だと思う。電柱から約5分。 屋良浜 一周道路を屋良浜からさらに西へ向かう。 途中の道らしい草むらを抜けてきたら断崖に出た。大潮で大干潮のこの日でさえ、下には降りられなかった。屋良浜から約5分。
夫婦石。
看板も何も出ていないので意識していないと通り過ぎてしまう。

一周道路沿い。
断崖から約2分。
しばらくすると、道がちょっとが広くなる。
来た方向を撮影。

感覚としては、山道ですれ違いのための待避所があるような感じ。
夫婦石から約2分。
 
←その場所から海側へ草を分け入っていくと、超ミニビーチがあった。 また2分ほどで、目印になるかどうか分かんないけど、「八重山興業」の看板が落ちている。
ここから海方向へ出ることもできる。
立原浜の入口。
でっかい古タイヤが置いてある(というか、捨ててある。)が目印。
看板から約2分。
小さなビーチの立原浜。
 
立原浜は、マイトウゼへの道の分岐点でもある。

分岐点には国土地理院の「三角点」の標識も立っている。
立原浜からマイトウゼに通じる道。途中は牧草地である。 ミニビーチへの入口。
分かんないでしょ。

でも、一周道路を歩いていると、何となく「道かな?」と思えるのが分かってくる。

ここも、写真ではタダの草むらに見えるけど、実際は何となく、けものみちのような道のような、「感じさせるもの」がある。

ただ、季節によって随分違うだろうけどね。

立原浜入口から約3分。
 
入口から入ってきた。
立原浜から外若浜に行く途中の海。
浜に降りてみるとこんな感じ。

この日は大潮だったのでここまで来ることができたが、普段はムリだと思う。
結構ある、断崖。
←から、約2分。
 
立原浜から島仲浜へ行く途中に、牛がいやがった。

20〜30分ほどにらめっこをしただろうか…。
牛とにらめっこをしていたら、何と乗用車が通りかかった。

しかも中にはギャルが2人。

なんなんだ…。ありがたいことに乗っけてもらって、何とか牛を威嚇してどかして通り越した。

感謝感謝。

車にナンバーが付いていないのがすごい!
 
島仲浜へ降りる目印。

防潮林の標識(左)に、ブイ(右。よく写っていない。)。

断崖から約2分。まるだいからまっすぐ上がってきた道ともこのすぐ近くで合流する。
一周道路から島仲浜までの道。 ヤギの糞がたくさん。 この足跡からすると、そこそこの人が来てたみたいだね。
 
結構ガラス(マリングラスってんですか?)が落ちている。
うかつに裸足で歩くのはアブナイよ。
外若浜の入口には大きなでいごの木がある。
島仲浜から約4分。
外若浜の入口には、防潮林の標識が立っている。
取材時にはなぜか漁網もひっかかっていたが、いつもあるとは限らないと思う。
 
外若浜は割ときれいなビーチ。
でも、ガラスには気を付けて。
うるせー、蝉。 フナバル浜への分かれ道。
左は一周道路の来た方向。右は浜方面。
 
フナバル浜。 フナバル浜にいた、なぜか殻のないオカヤドカリくん。
おい、喰われちまうぞ。
フナバル浜で見つけた、シャコ貝の一種?
なぜ、こんな単体でコロンとしているのか不明。
一周道路の東端。青空荘の前の道を上がってすぐ。
二股になっっていて、右側から合流する。
一周道路はてれてれ歩いて約1時間。
 
次の行から、3行ほど島の中心部の風景です。
 
鳩間島コミュニティーセンター 元、加治工(かじく)商店の敷地の石垣に乗っているブイ。
 
ブイが増えてたよ。
元、加治工商店にて。
朽ちたトラクター? 民家 がじゅまる?
すごい根っこ。
救急患者搬送用のヘリポート。
2001年にはなかった。
 
パパイヤ。 鳩間郵便局跡の碑。 水道記念の碑。 路地です。 島バナナ。
鳩間港から来てすぐの四つ角を右折すると、しばらく歩いて、突き当たりが鳩間小中学校になる。
途中の右側に、鳩間簡易郵便局(移転するらしい。)やマイトウゼの晩飯処がある。
鳩間小中学校。
校門に無許可での撮影を禁止すると書いてあったのでちゃんと学校に電話をして、許可を得て撮影しました。
これも、路地。 鳩間消防団倉庫。
この中にはどんな消防車が入っているんだろう…。
鳩間小学校発祥の地の碑。 割とでっかいヤドカリくん。
比較のための10円玉を置くのを忘れました。
 
青空荘。 青空荘の昼飯。
暑い中を歩いて、ハラぺこになって喰ったこのソーミンちゃんぷるーの旨かったこと!
青空荘の晩飯。
充分な量。宿のみんなが顔を揃えるのでいろんな話ができる。
味付けもまぁまぁ。
宿にちゃんとした調理場がある。
青空荘の晩飯に出てきたサザエさん。
この量をこの日の宿泊人数で割ったから、1人当たり2個になりました。
おじぃが昼間、お客さんと獲ってきたんだと。
でも、焼くときに臭み抜きに使った泡盛がちょっと効きすぎて、磯の味がなくなってしまって「泡盛味」になってしまったのが残念だったね。
 
青空荘の1番奥の部屋。
物置みたいなところだったけど、おれ的にはとってもよかったなー。
宿のおばちゃんが、「まるだいから来たんじゃうちなんか…」って言ってたけど、全然そんなことはない。
それぞれにいいところがあって俺は好きだよ。
ほんと。
青空荘の朝飯。
充分な量。
特に前の晩に遅くまで泡盛を呑みながらゆんたくっていると、ちょっとヘビィかも。
そういうときは、アルコールの分解を早めてくれるお味噌汁の汁だけでも飲んで、元気を付けようね。
 
島の一周道路を歩いていると時々見かける、青のペイント。 植物にもペイントしてある。
この意味は確認し損なったので、そのうち調べたい。
パイナップルに見えるけど、違うんかな?
実はアダンだよ。
廃車。
島では時々目にする。
確かに小さい島では廃車のしようがないかもしんないけど、ちゃんと処理するべきでしょうね…。
 
戦没者慰霊の碑。 碑の裏。
名簿になっている。
浜にいたカニ。
ちょろちょろと実にすばしっこい。
そのくせ捕まるととたんに元気をなくし、死んだようになる。
まだ泊まっていないマイトウゼ。
この他にももう1軒宿泊施設ができたらしい。
これ、なんて鳥? 台風6号がやまとへ逸れてくれたと思ったら、次は台湾からいきなり台風8号が飛び出してきた。聞いてないよぉ。 青空荘の物置的部屋からの風景。
台風8号がいきなり台湾から飛び出してきて、風が強くなった。
スローシャッターで、木が揺らぐのを表現したかったがあまりうまく撮れなかった。
まあ、でもなんとなく枝はばよ〜んとしてるのが分かる?
←ここまで2002年7月。
南から北方向を撮影。

与那国発石垣行きJTA962便から。
 
南から北方向を撮影。

与那国発石垣行きRAC742便から。
 
北から南方向を撮影。

与那国発石垣行きRAC744便から。
 
 

南から北方向を撮影。

石垣発与那国行きRAC745便から。
 

北から南方向を撮影。

石垣発与那国行きRAC745便から。
 
 
   
北から南方向を撮影。

石垣発与那国行きRAC742便から。