黒島:その6です。

 石垣島から日帰り3日のダイビング。
 おまけで、石垣での呑みの写真も。

2024/07/13・14・15

○写真を1列化したことで、ページが下に長くなってしまいますので、日付別に飛べるようにしました。
 以下の日付をクリックするとその日の写真・動画に飛べます。

2024/07/13:ダイビングポイント(スカテンの根・テラピー)
2024/07/14:ダイビングポイント(竜宮2・竜宮・港前)
2024/07/15:ダイビングポイント(だるま・タートル2・ジャガイモ畑)
 


これまでの与那国島での様子はこちら
これまでの竹富島での様子はこちら
 
 
2024/07/13
竹富島から石垣島に戻り、民宿でシャワーを浴びて少しホヘッとして、
お昼になって今度は黒島に向かう。

写真は、八重山観光フェリーの高速船「サザンキング」。
 
 
高速船で石垣島から約30分で黒島に着いた。

港では、特産の牛が農協のフェリーに積み込まれていた。
「ドナドナ」だな。
 
 
仔牛を積んだフェリー「農協やえやま」が出航していったよ。
 
 
黒島でお世話になる「マリンサービスふしま」のボート。
 
 
早速1本目。「スカテンの根」ポイント。

写真の真ん中に、右を向いているフィコカリス・シムランスがいるけど分かる?
メチャクチャ小さいエビで、気にしていないと藻かゴミに見える。

このエビは和名がなくて名前を覚えにくいので、
俺はまず「フィルコリンズ・志村けん」と覚えたよ(笑)。
 
 
ヒメイカ。

背中の吸着器で海藻にくっついている。
 
 
海藻にくっついている約15秒の動画はこちら
 
 
泳いでいるヒメイカ。

これこそ動画で撮影するべきだった。
 
 
フィコカリス・シムランス。

これは目が分かるように撮影できた。
右下の方を向いているよ。
 
 
根に群がるスカシテンジクダイ。

約20秒の動画はこちら
 
 
黄色い個体のハダカハオコゼ。
 
 
このエビは和名がないそうで。
イソカクレエビ属の1種だそうで。
 
 
こちらは、ニセアカホシカクレエビ。
 
 
俺が大好きなクレナイニセズズメ。
臆病な魚で、すぐ岩場に引っ込むので撮影が難しい。

約20秒の動画はこちら

よく見ると、底をオビヨウジがニョロニョロを動いていたね。
撮影時は気が付かなかった。
 
 
EXして、いったん港に戻ってきたら、八重山観光フェリーの「ゆいまる」が出航したところだった。
 
 
ちょっと休憩して、「テラピー」で2本目。

キセワタウミウシとヒョウモンツバメガイ。
 
 
ヨスジフエダイygが少し群れていた。

写真の1番右上の個体はロクセンフエダイ。
背中近くにうっすら眼状紋がある。

他の「ヨスジ」に比べて、線が5本ある。
「ロクセン」じゃないじゃないかと思うが、前に回ると、鰓蓋んところに線がもう1本あるらしい。
 
 
この写真なら、鰓蓋の下の方にうっすらと「6本目」が確認できる。
 
 
このカンザシヤドカリは、ハサミの模様が「実線」ではなく「点線」。

もっと近付いて撮影したいが、近付くとすぐ引っ込んでなかなか出てこない。
 
  
まったりと2本を楽しんで、お店に戻って高速船の時刻までのんびりする。
 
 
高速船で石垣島に戻り、イソイソと呑みに行く準備をする。

明日もよく晴れそうだよぉい。
 
 
お馴染みの「南ぬ島」で呑み助。
 
 
まずは、オリオン生でカリ〜!
 
 
イカゲソ揚げ580円ナリ。
 
 
 俺的に絶対に外せない、
練り唐辛子のピリ辛たまご焼き650円ナリ。
 
 
まぐろのわさび和え550円ナリ。
 
 
すく豆腐550円ナリ。
 
島豆腐の揚げ出し600円ナリ。

よく喰うな〜(笑)。
 
 
結局看板までいたよ。すっかりいい気持ちなのだ。
明日も楽しく潜りましょーねー。
 
 
2024/07/14
おはようさんです。
今日もいいお天気!

写真に写ってる「あんえい12号」で黒島に向かうよ。
 
 
朝の離島ターミナルでは、各島に送る物資が桟橋に山積みになる。
 
 
石垣から約30分で黒島に着き、すぐに「ふしま」のボートで1本目に出発する。
 
 
「竜宮2」のポイントで潜る。

僅か-4.4mにクダゴンベくん。
なかなか横になってくれなかったので、それならば、とカメラを縦にして撮影した。
写真左側が水面だよ。
 
 
ウルトラマンみたいなウミウシカクレエビ。
 
 
小さな根に群がっているフタスジリュウキュウスズメダイ(yg)。

俺はこういうスモールワールドが大好きだ。

もっと小さく、しかもサンゴより下の部分がない背が低い根だったらなおよかった。
 
2本目は「竜宮」ポイント。

チンアナゴを三脚を立てて撮影。
約30秒の動画はこちら

光をもっと当てて撮影したいので、もっと強力なライトをGETして、来年再チャレンジだ。
 
 
リュウキュウタケGET!
 
 
アオフチキセワタ。

なんかこんなデザインのトヨタ「プリウス」ってなかったっけ?
 
 
アカホシカニダマシ。

その名のとおりヤドカリに近いの仲間。タラバガニと同じくカニじゃないよ。
 
 
オトヒメエビ。

白くて長い触覚がステキ。
 
 
2本目が終わり、昼メシ。
潜るとハラが減る減る(笑)。
 
 
3本目は「港前」ポイントで潜る。

スカシテンジクダイがたくさん群れている。
逆光で見ると特にきれいに輝く。
 
 
ニセネッタイスズメダイ(黄)と、ナガサキスズメダイ(青)。
単なる色違いのように見えるね。
 
 
ヒラツノモエビ?
 
 
今日も3本を堪能して、
八重山観光フェリーの高速船「サザンパラダイス」で石垣島に戻ってきた。
 
 
いったん民宿に戻ってちょっとボケッとしたら、空港線のバスで「かねひで」に買い出しだ。

今日は日曜日なので、いつも呑んでる「南ぬ島」がお休みだ。
だから、スーパーで何か探すのだ。
 
 
「かねひで」お得意の「スギ」があったので迷わずGET。
その他にはセーイカ(ソデイカ)も。

だらだらと呑みながら、だらだらと拾ってきた貝の整理を少ししつつ、だらだらと酔っていく。
楽しいなぁ〜。
 
 
2024/07/15
さぁ、この夏のやいまダイビングの最終日。

離島ターミナルでおにぎりせっと350円ナリを喰って、
元気に黒島に出発なのだ。
 
 
離島ターミナルに置いてある、具志堅用高さんの像。

この像と同じように両手を挙げてポーズを取って一緒に撮影する旅行者が多い(笑)。
 
 
黒島に着いて早速1本目。「だるま」ポイント。

ENしてすぐトウカムリがあった(いた)のでひっくり返してみたら、
当然?のごとく中身があった。

コイツの貝殻だけって見たことないな〜。
貝殻があったら喜んでGETするんだけどな〜。
 
 
2枚がくっついたマルオミナエシを発見した。

きれいな(=俺的にいうAレベル。)のタカラガイ系以外はそろそろ採集をやめようと思っているのだが、
いい状態の貝殻を見つけると拾ってしまう…。

ところで、写真の2個のD.C.(ジャンクを格安でポチして、俺が整備した。)は、
拾った場所の水深を記録するためなのだが、
2個の理由は、1個だと、D.C.の向きなどにより、水深の数字が写真に写らないことがあったから。

2個にしてからは、置いたときに少しでも向きが異なるので2個とも水深が写らないことは、今のところない。

この写真のように、水深がいっつもきれいに写ってくれればいいんだけど、
水深が写らなかったときに撮り直しができるときばかりではないので、この2個体制はなかなか有用だと思っている。

D.C.の誤差も分かるよ(笑)。
 
 
白くて細くてきれいにとんがった貝も見つけた。
同定しようとしているが、意外と難しい。
 
 
フィコカリス・シムランス。

やっと俺が自分で見つけた。
これははっきり認識できるほどの大きさで、2〜3mmか。

この写真は原版をトリミングしたのみで、拡大はしていない。
 
 
フィコカリス・シムランス。

1枚上の写真と同じ個体で、もっと近付いて撮影しようとカメラをさらに近づけたら、
ス〜〜〜ッと泳ぎ出し、移動してしまった。

一旦見失うと再発見が結構難しいので、動きに気を付けていないといけない。
 
 
少し流れている中、流されずにしがみついているフィコカリス・シムランスの
約10秒の動画はこちら
 
 
タコかと思ったウミシダ。ちぎれた部分が白くて目ん玉みたいに見えたんだね。
ついでに貝殻も。
 
 
根と砂地の風景。ただそれだけ。でも癒やしに癒やされる。
 
 
シャチホコのような格好をしているイソギンチャクモエビ。
 
 
2本目は「タートル2」で潜る。
ウミガメのポイントだが、残念ながら今日は近くにはいなかった。

写真は、卵を守るガラスハゼ。
 
 
モンハナシャコ。

もっと体を出していたんで、撮影しようとソロソロと近付いていったものの、
近付いた分穴ボコに引っ込みやがった(苦笑)。
 
 
スイジガイ。

トウカムリガイと同じく、コイツも貝殻が欲しいんだけど、いっつも中身がいる…。
 
 
かなりよさげなコモンダカラを発見!

EX後に乾いた貝殻(濡れていると傷やくすみが見えにくいからね。)を確認してみたら、
バッチシAクラスだった!
 
 
ラストダイブは「ジャガイモ畑」ポイント。
ポイント名の「ジャガイモ」の由来はこのコモンシコロサンゴ。

もうちょっと透視度がよかったら、もっとワイドに撮影したところだが、
この透視度だと、ワイド撮影しても濁りが強調されるだけ。
 
 
テングカワハギもいたよ。
 
 
海底から何かが噴き上げる砂で、まるで富士山みたいな山ができていた。
 
 
黒島での楽しい3日間のダイビングが終わった…。
やいまのナツが終わった…。
 
 
夕方の高速船「あんえい8号」で石垣島に帰る。
ハラ減ったな〜。

石垣島に着いてからの様子はこちら

呑みの写真と羽田行きの飛行機からの島々の写真ばかりで、
ダイビングの写真はないよ〜。