与那国島:その10です。
 何を血迷ったがか、真冬にハンマー狙いで行くことになった。
 おまけで、前夜の那覇も。

2023/02/22-2023/02/27

2023/02/22
与那国島行きのスタートは長野駅から。

善光寺口の立派な列柱(れっちゅう)と大庇(おおびさし)。
 
 
行ってきますの一杯をすする。
「ナカジマ会館」のきつねワカメそば370円ナリ+たまご40円ナリ。

丼にはでっかく「ナカジマ会館そば」(「そばナカジマ会館」か?)って入ってる。
この丼、欲しいな~。
 
 
北陸新幹線の「あさま618号」で上京する。

今日はフンパツしてロザ(=グリーン車)。
フンパツといっても期間限定の半額キャンペーン中なので、東京まで乗車券込みでたった5,890円!

ロザなのに、通常運賃・料金で普通車で東京へ行くよりも、約2,000円も安い。
 
 
東京と浜松町で乗り継いで、羽田に着いた。

今回は石垣直行便が取れなかったので、前日のうちに那覇まで行っておく。
 
 
ぴょんと飛んで、無事に那覇に着いた。

那覇では常宿の民宿「月桃」で、オーナーのにーにーとねーねーとゆんたくしながら呑む。

ツマミとして、元この宿の客で今では海人(うみんちゅ)になった人が獲った
イカの刺身やマヨネーズ和えもいただいた。どれもまーさんまーさん。

そして、他のお客さんが置いていったという66度の泡盛も"舐めさせて"もらった。
とろりと甘い感じだから、調子こいて舐めて(呑んで)たら大変なことになりそうだ。
 
 
アルコール度数が66度もあり、与那国の花酒よりも強い。
このように火も点くよ(笑)。

試しに、火を消してから舐めてみたがけど、これがまっじーまっじー。

ついでに、9年前に俺が置いていった「どなん」の花酒も呑んだけど、
しっかりクースになっていて、まろやかで旨かったな~。
 
 
2022/02/23
さて、朝になり、ゆいレールで空港に向かうつもりでいたら、宿のオーナー夫婦が送ってくれた。
感謝感謝です。

飛行機は、今回初めて使う那覇~与那国のRAC721便だ。

いつもの羽田~石垣+石垣~与那国にしたかったのだが、石垣行きの安い運賃は満席だったので、
それならば、と羽田~那覇+那覇~与那国にしてみたのだよ。
 
 
RAC721便へはバスで向かう。

7時前の那覇はこの時期はまだ薄暗い。
 
 
機内で朝メシ。

「がんじゅう」と「じゅうしぃ」をかけてんだね、このネーミング…。
 
 
無事に与那国に着陸した。
雨が降ってたんだね。地面が濡れてるよ。

迎えに来てくれていたクルマで、YDSに向かう。
 
 
いつもお世話様の「YDS」に着き、
部屋の準備がまだとのことで、お店の周辺でうだうだ過ごして1本目に出る。

ENしてすぐに、ハンマーの群れが「わーり」(与那国くとぅばで「ようこそ」)と迎えてくれた。
EX後に"70匹クラス"と聞いたが、誰か数えたのか?

約12秒の動画はこちら
 
 
今回、信州に大きな忘れ物をしてきた。島ぞうりだ。
ナツなら信州から履いてきちゃうんだけど、冬はそうはいかないので意識から離れていた。

幸い大朝商店で780円ナリで売っていた(いい値段だな~。)。
黄色の27cmで、樹脂の鼻緒に名前が書けるタイプ。
助かった…。
 
 
今日のお献立。

これから昼メシだぁ。
 
 
しょうゆどなんそば。

つまり、ラーメンの麺がやいますばになったもの。
つるつるといただきました。
 
 
2・3本目もハンマー狙い。

2本目は、辛うじて2匹だけいた。
3本目は、EX直前に深場に群れがいたが、俺はDECOが危なかったので追っかけなかった。

※どういうことか、フィンキック中に左足をくじいた。
別に地に足が着いているわけでもないのに、なんでだ? 加齢か? とほほ…。
 
 
晩メシ。

くぅ~~~っと飲るオリオンが効くねぃ。

箸・箸置き・オリオンのプラカップは、毎回恒例で信州から持ってきたもの。
バカでしょ。
 
 
メシが終わって外に出たら、夕景になっていた。
 
 
幸先よくハンマーが見られて満足の1日目だったよ~。

この後、まちぐゎにきなこもちアイス110円ナリと亀せん200円ナリを買いに行って
おやつにしたのでした(たった今、晩メシをしっかり喰ったばかりだろッ)。

19:17には寝ちまいました。
 
 
2023/02/24
おはよ~さんでございます。

今日もあんましよくないお天気みたい…。
 
 
今日のお献立。
 
 
朝メシ。
まーさんまーさん。
 
 
朝メシをチャチャッと済ませたら、1本目に出航だ!
っと意気込んで出かけたものの、遥か遠くに単体で1匹いただけ…。

今後の荒天に備えて、避難港に帰港した。

この写真は、ピントが手前の船べりに合っちゃったね…。
 
 
2本目もハンマー狙い。
今度こそデカい群れに遭いたい!

って意気込んで雨の中ENしたものの、空振り。
 
 
ハンマーは空振りでも、ハラはしっかりと減るんだな(笑)。

昼メシのアトは3本目に行ったけど、これも1匹も現れず…。
従って写真や動画も、なしね(涙)。
 
 
昼メシの写真の次が晩メシの写真なんて、切ね~な~。

でも、俺はハンマーの群れを既に見ているから、
俺より後に与那国入りして、ハンマーを全く見ていないゲストに比べれば
気持ちにヨユウがあるのは確かだ。すまんすまん。

おなかいっぱいで、もう眠いのだ。
19:43頃沈没~。
 
 
2023/02/25
おはようございました。

よく寝たな~。
起きたのが05:30だったから、10時間近く寝てたことになるよ。

今朝も台風のような強い風の音がびゅーびゅーと聞こえる。

ハラ減ったよ~。
信州から送っておいた野菜ジュースと牛乳でひとまずおめざ。
 
 
07:30になって、やっと朝メシだ~。

今日のお献立。

晩メシの「カジキの中味」がちゃんと「」になっていることに注目!
これ、でーじだからね。
 
 
朝メシをしっかりいただきましたよ~。

ハンバーグはチーズがトロッとしてて特によかったです。
コメをお代わりしようかと悩んだけど、ヤメといた。
 
 
西崎はかなり荒れてきている。
 
 
さぁ、今日も頑張って潜るゾ。

船長を務めるノゾミちゃんの毛糸の帽子がかわいい。

本人曰く「波平さん」だそうな。
帽子のてっぺんに1本だけ毛が生えている。
元々は「ぼんぼん」が付いていたらしいが、取れちゃったらしい。

どうせならその1本をマジックで黒く塗っちゃえ(笑)。毛に見えるゾ。

※この写真のUPについて、ノゾミちゃんには直接聞けなかったが、
YDSのスタッフに確認したら「大丈夫っしょ」とのことだったので、ひとまずUPします。
うまくなかったら削除しますね~。

【後日追加】
2023/07にノゾミちゃん本人に確認して、OKをいただきました。
 
 
1本目に出航するよ~。

光量が少なすぎ…。
 
 
ダイビングを楽しんだあとはお昼だよ。
ハラが減りまくっていて大盛にしたいぐらいだったが、並盛でガマンした。

シーフードクリームパッタが、まるまーさん。
お代わりしたかったな。

それにしても、1本目はお魚1匹見なかったな…。
 
 
風は、翌日の気象庁の記録によれば、北北東の風平均約15mとのことでびゅわんびゅわんだったが、
島の南側の海はだいぶ静かで、海面自体は夏の与那国とそれほど変わらなかった。

2本目はスタッフが気を遣ってくれたか、熱帯魚が多い、ダイヤティ沖でENした。
さすがにダイヤティのようなサンゴのポイントにはたくさんのお魚がいた。

写真は撮れなかったけど、ウミガメもいたよ。
けど、ハンマーはいなかった…。
 
 
そして3本目は、自衛隊の沖辺りでENした。

とりあえずノコギリダイの群れはいたけど…。
 
 
ノコギリダイの群れに入っていった約27秒の動画はこちら

ハンマー狙いしか考えていなかったので、ライトを持って行っていなかったのが残念。
 
 
透視度はかなりよかった。俺的感覚では40mぐらいと思う。

で、ハンマー? やっぱいなかったな~(笑)。

ってことで、今日はこれでおしまい。
ハラ減った。
 
 
EX後のさっぶいさっぶい船上を耐え忍んでYDSに帰ってきて「YDSの湯」でホヘッとしたら、
まちぐゎで俺の大好きな「きなこもちアイス」110円ナリをGET。

当たりが出たらもう1本ってことなんだけど、当たったためしがない。。。
 
 
晩メシ。

どれもこれも、まーさんまーさん。
 
 
差し入れでカンパチの刺身も出た。

分厚く切ってくれたが、ビンボー症の俺は「もっと薄く」切りたくなる。
いかんですね。貧しいですね。

弾力がある歯ごたえで俺好みでした。
これも、まーさんまーさん。

ふがらっさー。

今晩は、久しぶりに行き合った関西の旦那さんと楽しく呑み、
オリオンの生までごちそうになってしまった。

ふがらっさー。

おなかがいっぱいになって、20:15頃沈没。

周りの部屋ではまだ呑んでいる女子チームの元気な声が聞こえてくる。
みんな与那国島を楽しんでますね!
 
 
2023/02/26
05:30頃に目が覚めたけど、フトンの中でぬくぬくうだらうだらしていた。

6時前の天気予報を見るべとTVを点けたら、ありゃりゃ、ディスプレイのバックライトの一部が消えてら。
 
 
1時間ほどTVを消しておいてまた点けたら、今度はちゃんと点いた。

今朝も風はびゅーびゅーだ。
お日様マークがないのは与那国島だけだ…。ネットの天気予報でもずっと曇りみたい。
雨は降らなさそうだね。

ハラ減ったな~。朝メシまであと30分。
 
 
今日のお献立。
 
 
朝メシ。

ガマンできずにコメをお代わりしてしもた…。
 
 
1本目はなにごともなく…(苦笑)。

ただ、テングハギは数匹見た。これが今後いい方向に向かってくれるか…。
といっても、俺は次の1本が今回のラストダイブだが。

写真は、2本目でダイバーがENしたあとの「YDSVII」号の勇姿。
 
 
今回の俺のラストダイブ。

やっぱりダイバーしか見なかった(苦笑)。お魚自体ゼロ…。
ここ3日間、ほとんどこんな感じだった。

透視度は比較的よかったので、これが夏で、てぃだがサンサンと降り注いでいたなら
かなりきれいだったろうにな~。

今日は最終日なので3本目はパスして、EX後は器材を洗ってすぐ乾かしに入った。
何しろ、明日の朝のチェックアウトまでにメッシュバッグに入れてゆうパックとして準備しなければならない。
当然水が滴るような状態はNGなので、多少湿っていても水滴がないぐらいにはしておきたいのだ。

ところが、陽は射さないものの、幸い雨は降らず風が強いので、
ちょっとお昼寝してた2時間程度で、あらかた乾いてしまった。そこはさすが南国だね。

よかった。
 
 
最後の晩餐(毎回このフレーズを使ってるな。)。
俺の大好きな空揚げだ。

最終日の晩メシでは、俺のルールでオリオンの生を呑む。
ダイビングの〆みたいなもんだね。
 
 
明日から徐々に天気や海況が回復する方向のようだ。

ハンマーも戻ってきてくれるといいね。
 
 
2023/02/27
おはようございました。
ヤマトに帰る日だ。

今日のお献立。

お昼の「パラボ」って何???
 
 


【後日追加】

上の写真が「パラボ」。

別日の「パラボ」の写真をヒロ吉の代わりにヒサ吉が送ってくれた。
これって、まーさむんに決まってるしない?(うちなーぐち+北信州弁)
俺も今度喰ってみたいな~。

「パラボ」って、ネットでヒットしないな~。なんで?

ヒロ吉がパラボの絵を描いて送ってくれた(下)んで、これも載っけるね(UP了承済)。
 
 
朝メシ。

今日は潜らないので、安心して?コメをたくさん喰える。
もちろんお代わりくん。
 
 
メシの後、出発準備を整えてヒロキチに空港まで送ってもらった。

ヒロキチは大型免許を持っているとのことで、俺とおんなじじゃ~ん!
だから、2枚上の絵にトラックの絵が描かれてるんだね。
ちゃんと3軸のトラックを描いてるとこが、「ほんまもん」だね。

今度、大型トラックの話しような(笑)。
 
 
与那国発石垣行きRAC742便。
 
 
ばいば~い、よなぐに、またナツに来るからよ~。
 
 
石垣でJAL972便に乗り継いでヤマトに帰ってきた。

東京は快晴!
 
 
石垣発羽田行きJAL972便。

今回はJTAの機材で、乗務員はJALだった。
降機時にCAに少し話を聞いたところ、
「基本はJTA機材だが、繁忙期などにJAL機材で運航することがある。
ネットなどで確認できる使用機材がB737-800"じゃなければ"JALと思っていい。」
とのことだった。

ってことは、使用機材がB737-800であればJTA機材だから
機内誌の「Coralway」が楽しめるってこと。
ただ、JTA機材でもクルーはJALだから、CAさんの沖縄デザインの制服は見られないのが残念。

写真は羽田にて。
JA04RK B737-800

【メモ】
230227のJAL972便について
11:01移動
11:10離陸
13:24着陸
13:30停止
実飛行時間は02h14m
予定は02h25m
 
 
羽田からモノレールで東京駅に出て、
帰りも激安5,890円だった「あさま619号」のロザ(=グリーン車)で帰信する。

モノレールでは第3ターミナル駅でわざわざ下車して「ウェルカムSuica」を買った。
今日から4週間はいつもとちがうSuicaで遊べるのだ(笑)。
 
 
無事に長野に着き、駅コンコースにある「ナカジマ会館」で、ただいまの一杯をすする。
このページの上から2番目の"行ってきます"のときと同じく、きつねワカメそば370円ナリ+たまご40円ナリ。

"行ってきます"のときは丼主役のアングルだっためそばはよく写っていないので、今回はちょっと上から撮影した。
これだけのきつねと岩手産ワカメが乗って、かけそばに僅か+60円だよ。
それに「たまご」も僅かに40円。

これらはかなり相当にお得だよね。このお得感をずっと維持してほしいと願う…。
 
 
今回は全部で11本潜ったが、単体ではなく群れているハンマーを見られたのは
最初の1本(=到着ダイブ)のみで、その他は全てハズレだった。

まあ、群れを見られただけよしとするが、滞在中はほぼ天気が悪く、風が強く、そして寒くて、なんだかな~だった。

やっぱり夏のヨナグニの方が俺には合ってるな~。
早く灼熱の与那国島で潜りたいよ~。

ということで、このページの〆の写真は、このページの1番上の昼間の長野駅の列柱の写真の対として、夕景で。
 
 
 【後日追加】

おっさんの汚い足ですみません…。

与那国島滞在中のいつだったかは忘れたが、
与那国ブルーを漂っていたときに、いきなり右足のくるぶし近くの内側にチクチクした痛みを感じた。

痛みの直後はそれほどでもなかったが、その後段々、かいーのかいーの。
クラゲにでも刺されたかな。

実際、ダイビング中にそれらしき生命体を何回も見たし、
フィンキックをサボってぼ~っとしてたときもあったしね。
そんときに潜り込んできたか。ちょっと足首が露出していたのは確かだし。

帰信(信州に帰ること)してから赤味がかってきて、かゆみがさらにひどくなった。
あんましかくと皮膚を傷つけるのでなるべくそのままにしておくのだが、
とにかくかい~の~。

ということで、今回の紀行はこれでおわりぢゃ。

※帰信後結局、来年(2024(令和06)年)の2月も、3日間のダイビングを予約してしまうま。