与那国島:その6です。
 出発前のゆうパックの発送から、与那国発のフライトで石垣空港に着くまで。
 「前泊」の石垣島もおまけで入ってます。

2019/06/27(出発)/-2019/07/02

出発前
長野中央郵便局からゆうパック
を4個発送(まず3個、後日1個。)し、
追跡し続けていたら、
後から送ったダイブコンピュータ
の1個が先に届き、
先に送った3個が「3個口」
であるにも関わらず、
ステイタスが異なっていて、
ちょっと不安だ。

まあ、八重山郵便局に着いた
ってことは、飛行機に乗せてくれたって
ことなのでとりあえず安心していいと思うが、
残りの1個が肝心なダイビング器材
なので「届け済み」にならないと
完全には安心できない。

※この翌日に全て先方に届いたよ。
1番上の1個(器材)は途中の
郵便局でバーコードを通さなかった
みたい(モノがデカいと、
そういうことが実際あるらしい。)。
 
東京へのチケットを、
前もって確保しておく。

乗車券は浜松町(東京都区内)まで
でいいのだが、
長野からの場合は武蔵小杉まで
にしても距離区分が同じなので、
値段もおんなじ。

なんでこうするのかというと、
浜松町で途中下車すれば、
チケットが手元に残るんだね。

昔からこういう方法で残した
あまたのチケットが手元にあるが、
冷静に考えて、コイツらを取っておいて
どうするんだ…。

コレクターの悲しい性だ。
ふへへへへ。

週間天気予報の那覇の表示が、
29日からずっと「晴れ時々曇り」
になった!

与那国2日目の29日(土)辺りには、
梅雨が明けるかな。

もしそうなれば、
やいまで梅雨明けを迎えるのは
初めてだよ。
     
2019/06/27 
さ〜て、んだば出かけっかと、
自宅でPCの電源を落とそうとしたら
ヤケに「シャットダウンしています」
の時間が長く、挙げ句の果てに
ブルーバックのエラーになっちゃった。

おいおい、このタイミングでかよ。

幸い、問題なく再起動できたが、
もしここでPCが壊れたら
このPCはこれからの旅に持って行くので、
ちょっと面倒なことになるところだった。

何せ古いPCだからな〜。
そろそろ買い換えたいのだが、
カネガネーゼ。
 
長野駅の新幹線ホームで
「行ってきます」の一杯をすすろう。
きつたまそば360円ナリ。
     
北陸新幹線で東京へ向かう。

この写真は、俺が乗った東京行きの
はくたかではなく、金沢行きの
はくたか559号です。
ついさっき蕎麦を喰ったばかり
だってぇのに、食糧として持ってきた
俺名物の「豆腐容器やきそば」
も、新幹線の中で喰っちまった。
東京駅と浜松町駅での
それぞれの4分の乗換をスイスイ
とこなして、すんなり羽田空港に着いた。

今日のJAL919便那覇行きは満席だ。

ん?那覇行き?

実は、いつものJTA071便
(羽田〜石垣)が、事前予約の
開始日でも取れなかったんだよね。

こんなことは初めてだった。
そこで、前の日に那覇経由で
石垣入りしておき、
翌日の朝イチのRACで与那国に
向かうことにしたのだ。

なんと、JTAの直行便より、
乗り継ぎの方が安かった…。
 
     
JAL919便
JA8945 B777-300
羽田にて。

ま、JTAの石垣直行便に乗れなくても
やいまで過ごす夜が増えた
(=オリオンとしまーが呑める。)
と思えば、嬉しいのだ。

でも、今後も直行便が取れたら
やっぱそっちだな。

だって、JTAだから、
羽田からもう、うちなー全開だもんね。
機内誌の「Coralway」も読めるし(嬉)。
 
ちょうど開催されている、
G20大阪サミットの関係で、
羽田上空が「大人の事情」で
いろいろと制限されているとのことで、
出発が20分ちょっと遅れたことから、
那覇でのJTA625便への乗り継ぎが
結構タイトだった。

JTA625便には平場から搭乗するので、
バスで移動だ。
バスを降りると正面に
タラップがこんにちは。
     
やったCoralwayだ。

会いたかったよぉ〜い!
(by 阪神さん)
 
隣にいたRAC883便が
久米島に向けて出発していった。

写真でも分かるが、少し当たってきた。
離陸後すぐに、
慶良間列島が見えた。
     
太陽と雲と空気の関係で、
なんともいえない風景。
下地島と伊良部島。

俺には珍しく縦位置での
撮影だったが、横位置だと
窓枠が邪魔で…。
 
着陸間近。

石垣島の伊原間。
     
石垣空港に着いたよ〜。 バスで市街地へ移動し、
やっといつもの「さくま」に着いた。
ささっと水シャワーを浴びて、
早速いそいそと「南の島」に
呑みに行く。
 
     
オリオンの生!

いっただっきま〜す!
今日は、いつも喰わない献立を
頼んでみることにした。

魚フライとアーサーの天ぷら。
どっちも喰い始めてから慌てて撮った。

天ぷらは既に2〜3個
喰っちゃっている。

あ、魚フライもかじりかけがあるね。
 
沖縄ではおなじみすぎるので
いつもは頼まないポー玉も
今回は喰っちゃう。
     
俺の席のすぐ左側に
シーサーくんたちがいるが、
コイツのとげが俺の腕に
時々当たり、つんつん痛い(笑)。
呑み喰いして気持ちよくなって、
ユーグレナモールに来たら、
もうほとんどの店が閉店していて
寂しかった。

まあ、22時だから当たり前か。
 
さ、明日は朝、かまぼこを買って、
与那国島へ行くぞ〜!
     
2019/06/28
朝はいつもの習慣か、
4時半に起きちまった。

6時を過ぎて「かみやーき小」
にかまぼこを買いに行く。

ユーグレナモールの西側の道に
みんさー織を模した舗装がされている。

5つと4つの■には、
「いつ(五)のよ(四)までも」
の意味が込められている。

詳しくはググってね〜。
 
 ←の通りから市役所通りに出たところで、
白バイが、おじぃが運転する軽を
停止させた。

見たところフツーに走っていたようだったが、
シートベルトか?
スマートフォンか?
 ホントは7時からの営業なんだけど、
もう売ってくれた。

相変わらず、オマケもたくさんくれた。

いつもありがとうございます。
       
 「かみやーき小」では、
内地への発送の手続きなどもあり、
それなりに時間がかかったのだが、
店から出たら、さっきの白バイに加えて
パトカーまで到着していた。

軽もパトカーの前にいる。
なんだったんだろー。
 
 「さくま」まで戻ってきたら、
クマゼミがやかましく騒いでいた。
やっと朝メシ。

買ってきたかまぼこと、
俺名物の「豆腐容器やきそば」。

ところが、このやきそばが
少し傷んでいたので、
ちょっと喰ったところで、
やきそばは喰うのをヤメました。

昨日の晩に冷蔵庫に入れ忘れたのが
失敗だった。

朝起きて気付いたのだが、
部屋はエアコンを効かせていたから
大丈夫かと思ったが、
無理でした〜。
 
       
さて、石垣空港へ向かうべく、
「博物館前」のバス停に来た。

ここにはバネ式の折りたたみ椅子
が2つ付いている。

この写真は座面を下ろした状態。

放っておくとバネですぐ戻るので
俺が足で座面を押さえている(笑)。
 
通常の状態。 ばすきたよお
     
 石垣空港に向かう途中に
「ばすきなよお入口」というバス停がある。

昔は単純に「ばすきなよお」っていう
バス停名じゃなかったかな(未確認)。

バス来なよぉ…ではなく、
ヤイマムニ(八重山の方言)で
「忘れないで」という意味らしい。

このバス停の近くに「ばすきなよお」という
介護施設がある。
 
 石垣空港に着いた。

空港名などが「浮き文字」で
デザインされているので、
日光の当たり方によっては影が出て、
読みづらくなる…。
 次の行為をしたら、
どこに「行けなく」なるんだろ〜。
     
与那国便のチェックインをしたら、
カウンターでアイスの割引券をもらった。
  
「ブルーシール」のサトウキビ味の
シングル&コーンにした。

ちべたくて、ま〜さんど〜。

アイスの「台」はコーンと紙カップがあるが、
俺は必ずコーンにしている。

だって、コーンも喰えるんだもん。
 
     
羽田からJTA071便が到着した。

ホントはこの便に乗って、
石垣入りしたかったんだよね。
 
与那国行きのRAC741便。
 
南に向けて離陸して、
ぐい〜んと右に旋回した。

サザンゲートブリッジや
離島ターミナルがよく見えた。
 
     
竹富島もきれいに見えた。 小浜島には
少し雲がかかっていた。
与那国島が見えてきたゾ。

今回はバックに台湾は見えなかった。
 
     
着陸直前の海。
いい色〜。

早く潜りて〜。
 
まだ梅雨明けしていないけど、
与那国空港はだいぶ青空が
広がっていた。
 
来たよ来たよ、
日本最西端の島に!
     
お世話になるのは、まいどお馴染みの
「与那国ダイビングサービス」(YDS)。

今回は、俺の到着を待って、
すぐに出航した。

いつもなら、のんびりお昼をいただいて、
午後から潜るんだけど、
いろいろと「やりくり」があるらしい。

さっきまでよく晴れていたのに、
ちょっと曇ってきた。
これが梅雨ってことか。
 
左が西崎(いりざき)灯台。

写真中央でパシャパシャしている
辺りが、トゥイシ(後述)。
まずは大好きな砂地ポイントである
「馬鼻崎東」で潜る。

俺は随分昔に、このD.S.の
ガイドさん(もういない)にここを
「バ(馬)ビ(鼻)トン(東)」
と習っていたので、そう呼んでいる。

ここの砂はサンゴや貝のかけらなので、
巻き上げてもすぐに落ち着く。

巻き上げると、その中の生物を食いに
ヒノマルテンスが集まってくる。
 
     
ヤフオク!で出品予定のSプロのV3を、
動作確認用として持ってきた。

俺のメインのD.C.(左)との
表示の違い(誤差)などを確認する。

V3の純正ウレタンベルトは
もう製造をしていないが、
未使用のサンセットシルバーの出品を
首尾よく落札でき、コイツに取り付けた。

どこにもぶつけず、ベルトに傷を付けない
ように細心の注意を払ったつもり
だったが、それでも1か所、遊環に
小さな傷を付けてしまった…。
 
スタッフ同士が恒例の相撲を取る。

左のスタッフは女子だよ(笑)。

勝負はあっけなく女子の負け。
男子に高く持ち上げられてしまった。

逆だったらおもしかったのにな〜。
砂地で遊んだら、
ドロップオフが楽しめる
少し深い場所へ移動する。
     
でっかいウミウチワ
(と思う。イソバナじゃなく。)。
水中でライトなしで見ると、
黒っぽいのだが、
光が当たるとこんなに鮮やかだ。
 
ウミウシの一種。

グロッソドーリスなんちゃら
だったと思うが、和名は不明。
陽気な外国人の女子ダイバー。

楽しめているようでよかったよかった。
     
昼メシのビーフン。
 
※この1行の3枚の写真は、
よ〜く見ると、なぁんとなく
モヤがかかったというか、
薄く曇ったような感じに写っている。

画像整理をしているときに気付いた。

これは、ハウジングのガラス面に
俺が貼った保護フィルムの品質に
よるものだということが分かった。

ハウジングは他にもいくつか
持ってきているので、交換した。
 
午後の1本目の出航を
ボートで待っていたら、
石垣から「フェリーよなくに」が到着した。
久部良港に接岸する。

ところで、2本目に持って行く
交換後のハウジングを、
ボート後方のラダーから海に入って
浸水チェックしたら、なんと少し浸水した。

出航時刻が近かったので
カメラを持って行くのはヤメて、
この1本はカメラなしになった。

どこから浸水したかな〜。
     
 ダイビングが終わったら、
久部良簡易郵便局に
カネを下ろしに来た。

そのついでに、すぐ近くの
大朝(おおとも)商店で、
花酒を探すが、なかった(涙)。
 
  大好きな「きなこもちアイス」100円ナリ
はあったので、迷わずGETする。
 ダイビングサービスの近くに生えてる
島バナナ。
     
今日のお献立。
夕方になったら、オリオンだね〜。
毎年必ず、
このツーショットを撮ってるな(笑)。

キリリと冷えていて、気持ちよく旨い!
が、不思議なことに今日はこの1本だけで
呑むのをヤメてしまった。
冷たいさんぴん茶の方が旨く感じたのだ。

なんでかね〜。
さんぴん茶をだいぶ飲んだな〜。
 
晩メシ。

量が随分多くて、
コメを4回ぐらいお代わりして
(ってこたぁ5杯喰ったワケか。)、
なんとか完食したゾ。
     
   
オオグチマチの差し入れがあったようで、
刺身にして付けてくれた。

釣りたてで、弾力があって、
で〜じま〜さんど〜!
 
   
     
やいまは明日もいいお天気。

よかったよかった、とにこにこしながら
寝る体制に入りつつ、
明日、水中で使う予定のさらに別な
ハウジングを何となく眺めていたら…。
げげげ、ボタンの1つの周辺が茶色く
サビ色になっているのを発見し、
慌てて分解清掃に取りかかった。

各部品を拭いて、ハウジングの
この部品が収まる部分を清掃した。

ボタンの部品の軸にサビがあり、
サビは表面だけでなく
素材にまで浸食していた。

こういうことはある程度想定内だったので、
メンテナンス用に持ってきていた部品の中から
同じ物できれいな物と交換した。

写真は、左が交換後のきれいな物で、
右がハウジングから外したサビが発生した物。
 
ついでに(?)、デジカメのスイッチも
ちょっと不具合を感じていたので、
こっちも分解清掃してグリスアップした。

夜、お腹いっぱいになって眠いのに、
やれやれだな〜。

でも、こういうのが楽しいんだな〜。

これで明日への準備は万全(なはず)。
     
2019/06/29
朝メシ前にナーマ浜に
ドローンを飛ばしに来た。

今後、与那国島に滞在中に
西崎灯台で飛ばす予定なので、
その前段のウオーミングアップと
挙動確認のようなもの。
 
天気予報は、沖縄だけ晴れだ。
でも、お日様1つの快晴じゃなくて、
晴れ時々曇りだね…。
今日のお献立。
     
朝メシ メシを喰ったら、今日の1本目。

昨日と同じ砂地ポイントの
「馬鼻崎東」に来た。

俺は2日連続なので、前もって
スタッフから「ポイントかぶりするのは
構わないか」と確認されたが、
俺はここが大好きで毎回でも
いいぐらいだから全然気にしないよ。

今日もいい色だね〜。
 
スタッフが水中でかけっこをする(笑)。

当然陸のように早くは動けないので、
まるでスローモーションを見ているようで
おもしろいんだ。
     
 前のダイバーを何気なく撮ったら、
いわゆる「オーブ」が写りまくっていた。

オーブについてはいろいろな書かれ方が
ネットで確認できるが、
浮遊物(=ゴミ)の写り込み以外に
心霊的なものもあるとするページもあり、
おもしろい。

非科学的なモノが写真に写るわけがない。

この写真は水中の浮遊物が
カメラのストロボに反射して写ったもの。
 
 イソバナの上をチョロチョロする
クダゴンベ君。

なかなかじっとしてくれないので、
ガラスハゼ同様、撮影が難しい…。
 ←と同じクダゴンベを、
Canon IXY DIGITAL200a
+WP-DC600で撮影したもの。

画像にクリアさがないのは、
ハウジングのレンズ部の内側が
結露して曇っているため。

このセットはヤフオク!に出品する
ことにしており、電池の持ちを
確認するために、ダイビング中は
ずっと電源をONにしたままにしていた。

そしたら、旧い機種のため発熱量が多く、
乾燥剤を入れていても足らなくて、
水温約30℃の海中でも
結露してしまったんだね(苦笑)。
 
     
イソバナとクダゴンベ。
 
昨日と同じ種類のウミウシ。 ゆら〜んと泳ぐ
ハナミノカサゴ。
 
     
1本目が終わり、
2本目の出航まで、
店の前でぼぉ〜っと待つ。

いつもならウエットスーツを脱いで
くつろぐところなんだけど、
なんとなくそのまんま。

それでもいいんだ。
てきとーで(笑)。
 
店の前から西崎灯台方向を臨む。

後で知ったが、ちょうどこの時刻頃に
「沖縄地方が梅雨明けしたとみられる」
と気象庁が発表したようだった。

しかしなんと、さらに後日、
7月10日頃に梅雨明けが「延期」された!
強烈な太陽の光が降り注ぎ、
ハイビスカスも気持ちよさそうだ。

ホントは、「あっち〜んだよまったく」
って思ってたりして。
     
2本目のポイントにいた
ゴマモンガラ。

まったくなんという凶暴なデザインの
目なんだろうね。

フタイロタマガシラの大きくて
澄み切った目を見習いなさい。

でも、この魚にそんなきれいな目が
付いていたら
それはそれで不釣り合いな気がする…。
 
タテジマキンチャクダイ(yg) クマノミ
     
EX前の安全停止中に見つけた
でっかい貝殻(ラクダガイ?)。

欲しかったな〜。
 
安全停止を終えてしたら、
ボートにピックアップしてもらう。
昼メシはタコライス〜。
     
今日ラストの3本目は、
大物狙いで西崎へ。

日本最西端のトゥイシのすぐ西の沖を
いったん南下する。
 
 大物は現れなかったので、
他のダイバーを撮るぐらいしか
することがなかった。
 ダイビングが終わったら、
大朝商店にしまーと
「きなこもちアイス」を買いに行く。

今日は呑むゾ。
     
 晩メシ。

しばらく呑み助するので、
コメとおみおつけはアト。
 
 今日は、獲れたてのカツヲと
アカマチの刺身が付いた。


 
ちょっとお行儀が悪いが、
うめーし(お箸)でカツヲの身を刺してみた。

この写真では刺さっているように見えるが、
実は刺さっていなくて、弾力で跳ね返される。

もちもちしてて、何と旨いことか。
こういう品質のを喰っちゃうと、
内地のグズグズしたカツヲなんて
喰えなくなっちまうんだね。 
 
     
 
コメはいただかず、
最後におみおつけで〆。
 
  YDSから見える夕日。

晩メシを喰った後に日没を迎える。
この日の日没は19:41。
 
     
2019/06/30
 
おはよ〜さんでございます。

ハラが減って目が覚めるんだからね、
まったく(苦笑)。
 
今日も朝からメシが旨い。
なので、いっつも喰い過ぎちゃうんだよね。

さ、今日も潜るゾ!
 
     
1本目は、サンゴと地形を楽しめる
久部良バリ。

コイツはハナヒゲウツボ。

撮影前はもうちょっとにょろ〜っと
出ていたんだけど、
俺の近付き方がうまくなく、
す〜っと引っ込みがちになってしまった…。
 
のそ〜っと佇む、
タテヒダイボウミウシ。
スタッフがユカちゃんが見つけて
俺に渡してくれたホシダカラ。

俺がタカラガイ好きと知っているのが嬉しい

メチャクチャきれい。
大きさを測ったら、ちょうど9.0cm。

当然「お持ち帰りッ」と思ったが、
生貝だったので、泣く泣くリリースしてきた。

これが中身なしだったら
どんなに嬉しかったことか!
 
     
イソギンチャクの下で守られている
クマノミ。
ネコ鍋。
 
ダイビングが終わり、
いったんお店に戻ってきたら、
にゃんこしぇんしぇ〜が、
大鍋の縁で、落っこちそうになりながら
まどろんでいた。
いいお天気だったので、
お昼ご飯をキャンセルにして、
西崎の灯台にドローンを飛ばしに来た。

かなり強い風が吹いていて
飛ばすのにためらったが
墜落しても他人様には迷惑をかけない
海上で、墜落覚悟で飛ばしてみた。

結果は、飛行自体はできたが、
画像はぼろぼろ…。

以前、空撮会社の人と話をしたときは
「風速が6m/sを超えたら飛ばさない」
と言っていたが、納得した(笑)。

ぼろぼろの約50秒の動画はこちら
(二次元の簡易ジンバルを使用した回と
使用しなかった回の動画が混ざっています。
また、特に簡易ジンバルを使っていない
部分では「コンニャク現象」が顕著です。)。

※翌日の気象庁の記録によれば、
この時間帯の風速は平均8m/sほどだった。
 
     
午後の2本は海況の関係で、
出ずっぱになった。

2本目は地形や砂地や、
ヨスジフエダイの群れなどが楽しめる
とっておきのポイント。
 
砂地にある根。

残念ながら、魚影は薄かった。
鮮やかなヨスジフエダイ。

GoProもどきの格安中華機である
「Victure AC900」のフルHD
60fpsで撮影した
約26秒の動画はこちら

画質などを落としているので、
フルHDもへったくれもないが…。

照明なしなのが残念。
 
     
2本目の後は、
祖内(そない)港で休憩。

祖納港は久しぶりだな〜。
 
3本目は祖内の近くで潜る。

ウミヘビくんが息継ぎをしに
海面に向かったと思われる。

このままヒモか何かで
海底に括り付けたらどうなるかね〜(笑)。
 
ゆっくり近付かないと、
あっという間に巣穴に引っ込む
ハタタテハゼ。
 
     
よさげなクチムラサキダカラに思えたが、
貝殻を触ってみたら、
エナメル質が落ちていると
グローブ越しでもすぐに分かった。

Bクラスでした。残念。
 
イソギンチャクの下に、
カクレクマノミの卵があった。
←の写真を原寸大で確認すると
おめめがいっぱい見える。
     
いや〜、今日もよく潜りました。

晩メシのおかずをツマミに、
オリオンが旨い旨い!
 
アカマチの刺身も
まーさんまーさん!
さて、今日はGoProもどきの
格安中華機である
Victure AC900を初めて
海中に持って行った。

ハウジングの防水性能に不安があったが、
今回に関しては、何も問題なかった。

とはいえ、ハウジングの、特にOリングには
引き続き不安が残る。

というのは、俺はこれまで、
カメラメーカーが「ちゃんと作った」
ハウジングで水中写真を撮ってきた。

ツッコミを入れるなら、
このハウジングも実際は中国で製造
しているのだが、カメラメーカーとしても
自社の信用に関わるから
いい加減な仕様にはできない。

しかし、格安中華機は、
1万円しない本体セットの中の
盛りだくさんのアクセサリーの中の1つに
ハウジング「も」入っているという程度。

このハウジングのOリングがへにゃへにゃで、
俺がこのモデルともう1つの格安中華機
のハウジングを見た限りでは
頼りないの一言なのだ。

いつ水没してもおかしくない、ぐらいの
スタンスでいないといけないと思う。
 
それと、金属部分の品質だ。

格安中華機は、ネジ部分に
低品質な素材を使っている。

EX後、晩メシが終わって部屋に戻るまで、
水道水で洗わずわざとそのまま置いて
おいたら、案の定もう錆びていた。

メーカーモノならこういうことは絶対にない。
 
     
2019/07/01
 
 今日から7月だね。

7月とは関係なく、
今日もハラが減って目が覚めた…。

与那国島でのダイビング最終日。
あ〜あ…、もう最終日かぁ。
 
朝メシ  
     
 1本目は久部良バリの深場。

以前はいた
ジャパニーズピグミーシーホース
を探しに行ったが、
残念ながらいなかったので、
水深をちょっと上げ、
日本では与那国島で2箇所の他は、
沖縄本島周辺で1箇所でしか
確認されていないらしいアオマスク。

すっごくきれいな魚。
残念ながらこっちを向いてくれなかった。
 
 いいお天気だし、奇跡的に風が弱い。

お昼ご飯を急遽キャンセルして、
ドローンを飛ばしに行くことにした。

時間が非常に限られた中での撮影だから、
観光客が多かったらアウトだなと思いつつ、
汗だくになりながら急いで西崎の灯台に来た。

案の定、数組の観光客がいたが、
幸い程なく帰ってくれたので、
次の客が来るまでの15分ほどの間
に急いで数カットを撮影した。

約1分06秒の動画はこちら

※二次元の簡易ジンバルを搭載して撮影。

風が弱かったお陰
(気象庁の記録では、約4〜4.5m/s。)で、
比較的安定した撮影ができてよかったです。
 
2本目は、今回で3度目の
大好きな馬鼻崎東(バビトン)。

写真は、ガラスハゼの仲間。

チョロチョロと動き回るので
撮影が難しい。
     
いつもとは逆に、ドロップオフから
砂地に向かう。
 ドロップオフのイソバナにいた、
ホホスジタルミ(yg)。
 
 すっとぼけた顔の
ダルマガレイ。

ストロボの光がよく届かなかったので、
せっかくの顔が情けなくなってしまった…。

約18秒の動画はこちら
 
     
 砂地でゆるゆると…。

陽が射していないのが残念。
 
 裸足になると、
砂が気持ちいいのだ。
 与那国島でのラストダイブは、
大物狙いの西崎(いりざき)。

なかなかいい流れの中、
ブラックフィンバラクーダの群れに出会った。

1匹60cmぐらいってとこ。
 
     
 
 はぁ〜、
与那国でのナツが終わった〜…。
 最後の晩餐。

最終日はオリオンの生を呑む。
 
 
     
2019/07/02
  2時頃にフト目が覚めたので、
外に干しているダイビング器材を取り込んだ。

スコールが降るとせっかく乾いたのに
また濡れるから、
夜中でも器材の取り込みをすることが
よくあるのだよ。

天の川もきれいに見えていた。

と〜こ〜ろ〜が、
朝になってみたら、どんよりした曇り空だし、
南風がびゅわんびゅわん!

今日潜りに行くのは結構大変な気がする。
 
やかましいクマゼミ。

約15秒の動画はこちら
ただクマゼミが鳴いているだけの動画ですよ。
今日のお献立。
     
与那国島最終日の朝メシ。

俺は、午後の石垣行きの飛行機だから、
チェックアウトしたら、
日本最西端の久部良簡易郵便局から
器材と生活物資を石垣へ発送し
あとはロビーでこのページをUPする準備
などをしつつ、うだうだと過ごす。

そこに衝撃の情報が飛び込んできた!
おい〜、冗談じゃね〜ゾ。

与那国空港が強風のため、
まず、朝イチの那覇〜与那国便が、
石垣空港到着に変更になったので、
その影響で、本来なら与那国から
石垣行きになる第1便も当然欠航。

んで、石垣からの午前中の便も欠航。
さらに、昼の便も条件付きになっちまった!

この昼の便が与那国空港に来ないと、
その折り返しの俺が乗る便も当然欠航。

なんだかな〜なんだけど、
すぐに翌日の朝の便をネットで予約し、
「欠航したら、午後からダイビングと、
もう1泊ね。」と、こちらも予約した(笑)。
 
単品で付けてもらった昼メシ。
     
石垣からのRAC743便は、
無事に与那国に着陸したので、
俺も出発することができる。
 
さっき久部良簡易郵便局から発送した
ゆうパックの器材と生活物資も
同じ機に積み込まれた。

そういえば、自分が差し出したゆうパックが
自分が乗るのと同じ機に積み込まれるのを
見るのは初めてだ。
 
さっき、空港のカウンターで預けた
俺のカメラバッグもちゃんと積み込まれた。

そういえば、自分預けた荷物が
飛行機に積み込まれるのを見るのも初めてだ。
     
定刻より少し遅れて、
RAC744便は与那国空港を
西へ向けて離陸した。

離陸直後に、
ダイビングを終えて久部良港に向かう
「YDSVII」号の上を通った。
 
離陸後にぐるんと針路を東に変え、
石垣を目指す。
立神岩も見送ってくれた。


今回も与那国島楽しかったよ〜。
また来るからよ〜(涙)。
     
   
  サクッと飛んで石垣空港に着陸した。

具志堅用高さんとオリオンビールがお出迎え。

さ、港へ出て竹富島へ向かうゾ。



【メモ】
190702のRAC744便について
13:44移動
13:47離陸
14:12着陸
14:14停止
実飛行時間は00h25m
予定は00h30m