黒島:その3です。
 ダイビングと「たらま家」宿泊。

2021/09/24・2021/09/25-26


2021/09/24
石垣島から高速船で約30分で黒島に着いた。

これから3日間黒島で潜る。
お世話になるのは「ダイビングサービスふしま」。

この写真はダイビング後に撮影。
 
高速船の桟橋のすぐ横にボートを係留している。

そのため、黒島に到着後すぐに潜る場合は
荷物はお店には持って行かず、ボートに積む。
 
1本目は地形ポイント。
 
クチムラサキダカラを見つけたが、
若貝のBレベルだった。
残念。
 
 
2本目はカメポイント。

このアオウミガメは、相当近寄っても逃げなかった。
そんなに眠かったのか(笑)。
 
アオウミガメのケツ。

こんもりした甲羅だ。
 
 
甲羅にくっついていたイシガキカエルウオ。
 
ウミウシカクレエビ
 
ヨスジフエダイ。

いつ見てもきれいなお魚。
 
成長していたイソバナが折れてしまったそうだ。

直前の台風14号のせい?
 
キカモヨウウミウシ
 
お昼のお弁当
 
3本目は砂地とツバメウオのポイントだった。
去年俺がツバメウオにウンコをかけられたとこ。

貝拾いに夢中になっていてロクに写真を撮らなかった。

なので、せめてツバメウオに対する怒りの気持ちとして、
このトサカガキの凶暴とも思える殻口の写真を載せる(笑)。
 
楽しい1日でした。

これで、簡単なログ付けをして、
高速船の最終便で石垣島に帰る。

石垣島ではバスでスーパーに買い出しに行き、
明日の「たらま家」ステイ用の食材などを確保した。
 
2021/09/25
さて、黒島ダイビング2日目。

今日は黒島に着いてから、まず「たらま家」に行き、
冷蔵庫に食材を放り込んだり、荷物を置いたりしてきた。

「たらま家」の様子はもうちょっと下に載せますね。

1本目は洞窟だ。
去年今イチうまく撮れなかったソリハシコモンエビに
またチャレンジしたい。
 
いた。コイツ。ソリハシコモンエビ。

ほぼ常時ヒョロヒョロヒョロ〜っと泳いでいるので、
撮影がなかなか難しい。

この写真はもちろんトリミングしている。
 
ヒゲを先っぽまで全部入れるとこれぐらいの面積になる。

泳ぐときに抵抗にならないのかね。

ソリハシコモンエビが泳ぐ約21秒の動画はこちら
2008年製のデジカメの動画なので、きれいには撮れていません。
せいぜいイメージってことで…。
 
 
ソリハシコモンエビを撮影していると、
どうも赤くてちっちゃなのがチョロチョロ動いていることに気付いた。

ピントがとにかく合わせづらいが、何とか撮れたのがこれ。
原版をトリミングしているが、拡大はしていない。

エビ?
ソリハシコモンエビの幼生?
 
ソリハシコモンエビをたくさん撮影して、
洞窟からシャバに戻る。
 
2本目は、マンツーマンなのをいいことに、
砂地でひたすら貝を拾わせてもらった。
嬉しい嬉しい。

この写真は、EX途中で見つけたイソバナカクレエビ?
 
ボートに戻ってお昼とお昼寝。
 
3本目は地形ポイント。

ウコンハネガイがいた。

稲妻的に光っているように見えるが、
ライトを消してみても光っていないからね。

「発光」しているのではないのだが、
そのように見える約15秒の動画はこちら
 
ウコンハネガイがいた岩の砂底にナシジダカラが
ころんと転がっていた。
 
残念ながら、
2023(令和05)年02月末で営業が「一旦終了」した(涙)。


ダイビングが終わり、「たらま家」に送ってもらった。
お店から車で2分ぐらい。

「マリンサービスふしま」の利用者なら1人でも泊まれる。
1棟貸しの民宿というか一軒家だ。
1人なら1泊5,500円。
最大4名まで泊まれる。

赤瓦の屋根ではない。

先に書いとくけど、生活物資はほぼ全て揃っているが、
アメニティ類とTVはない。
 
門を入ってすぐ左には、水回りと洗濯のスペース。

洗濯ばさみなどは冷蔵庫にしまってあるのでよく冷えている
(ウソ。電源は入っていないよ。ただの箱。)。
 
門を入った右側はゆんたく場に使えるようなスペース。

ただし、蚊がいるよ。
 
建物に入って左には水屋(台所)。
 
流しの下には調理器具類や袋が用意されている。
 
炊飯器、トースター、電子レンジも完備。
 
水屋の奥はトイレとシャワー。

トイレはシャワートイレ。
ややこしいな(笑)。
 
なかなか広いよ。
 
建物のセンター奥にはベッドが1つ。 ←の写真の右側には、さらにベッドルーム
(この日はセッティングされていません。)。

ここだけ個室になる(ふすまで仕切れる。)ので、
俺のようにイビキがやかましいヤツがグループにいても
ここに押し込めばいくらか「公害」が軽減される、かな。
 
 
建物に入って右には、2つのベッド。
 
今回俺は、←の写真の右のベッドを使うことにして、
セッティングしてもらった。

なお、全てのベッドに真上から扇風機がスタンバイしているので、
宿泊者全員が涼しく過ごすことができるよ。
 
 
台所の外(=洗濯ばさみが入っている冷蔵庫の右奥。)には
物干し場も完備。

写真右の茶色い庇のある窓が台所。
 
物干し場の一角に島バナナの木があった。

バナナが熟したら喰っていいのかは確認するのを忘れた。
 
さて、一通り観察が終わったら、呑むベ。

グラスは、ペットボトルを切った下部。
「たらま家」にもちゃんとグラスはあるんだけど、
何となくこっちを使っちゃった。
 
今日の収穫物。

これらを乾かしながら整理する。
と同時に、おでんモドキの制作に取りかかる。

楽しくなってきたぞぉ。
 
 
晩メシ。
オリオンの後はしまーに移る。

冷蔵庫の冷凍室には氷もセットされていた(嬉)。
 
なんと撮影していなかった…。

↓の写真と大体おんなじ(笑)。
 
2021/09/26
おはよ〜さんです〜。

いや〜、実に楽しい夜だった。
 
では、くゎっちーさびら。

昨日の晩とほぼ同じ献立だ。
喰い終わったかみやーき小のかまぼこがないぐらい。
 
 
ダイビング最終日。

1本目はなんとカメラをお店に預けたままにしてしまったので
写真は、なし。

この写真は2本目。
ゴツゴツした岩がいくつもあって、おもしろい。
 
小さめのハナビラウツボ。

口の中が真っ白なので、口を開けるのをしばらく待っていたのだが、
結局開けてくれなかった。ケチ。
 
2本目が終わったら、お昼はなななんと、
上地島に上陸して食すというではないかっ!

なんでこんなにコーフンするかというと、
やいまの有人島では上地島だけ訪島が残っているからなんだよね。

これは、数日前に上地島に上陸できなかった俺に
気を遣ってくれたんだと思う。

本当にありがとうございます。

上地島での様子はこちら
 
 
上地島での夢のような時間(?)はあっという間に終わり、
ラストダイビング。

砂地と根のポイントでユラユラ遊ぶ。
 
ガーデンイール。

ストロボの光が届くぐらいの距離までジリジリと
やっと詰め寄ったと思ったら、引っ込んじゃった。
 
根の穴ボコにいたオトヒメエビ。

カメラを向けても大して引っ込まなかったので、
何枚も撮影できた。

実は、この写真はカメラをひっくり返して撮影している。
つまり、オトヒメエビは、穴ボコの天井に逆さになっているんだね。

普通に撮影してから後で写真を回転させようかとも思ったが、
そういう加工をするのではなく(何となく不自然になることが多い。)、
そもそもカメラを逆さにした。
 
すぐには名前が分からなかったホヤの仲間。
 
今日のダイビングが終わったが、サプライズで、
上地島と下地島の間でシュノーケルをさせてくれるって。

わ〜い。

写真の島は上地島。
 
サンゴがたくさんあるポイントで遊んだ。

この写真は、水深僅か1mほど。
デバスズメダイはサンゴの間に引っ込みがちだが、
コイツらは俺がいても出てきていたので、撮影はラクだった。
 
 
いや〜、楽しい楽しいダイビング&シュノーケルでした。

写真の島は下地島。
 
 
黒島のお店に戻り、器材片しや簡単なログ付けが終わったら、
高速船の出航までちょっと時間があるので、
仲本海岸に来てみた。

なんとも穏やかな海だね。
 
ちょうど引き潮で、ビーチやタイドプールで遊ぶ。
 
ここでもタカラガイを拾った。

これで、石垣島に戻って、明日は内地に帰るんだ(涙)。
 
石垣島での続きはこちら

ただ、もう写真はほとんどないよ(笑)。